記事 英語 from 11月, 2015
アフリカのサイ救出 この奇抜なアイデアに最後の望みを託すのか?
偽の犀角(さいかく)から、生息地の移動まで。いまどきの野生動物保護家たちは、斬新で、時に不確かな戦略で絶滅危惧種の救出に挑む。
カンボジア:森林を守れと、「アバター」集会
プレイ・ラング森林は、カンボジア最大の低地乾燥常緑原生林である。この中に、20万人以上の先住民が住んでいる。政府は、ここに大農園および鉱業を設立する計画を策定した。これを知った先住民は、映画「アバター」に登場するナビ族に扮して集会を開き、この計画に反対する意思を表示した。
スペインの新政党ポデモスは「輪」になって成長する
スペインの新政党ポデモスは、クラウドファンディングによる資金集めと、一般市民参加型のデモクラシーでスペインの政治に新風を吹き込んでいる。
ロシア、ヴォロネジ市:生き埋めにされた犬を住民が救出
ロシアのヴォロネジ市のビルの住人は、レンガの下から犬の鳴き声を聞いた。なんら動こうとしない市当局に業を煮やし、住民たちは自分たちの手でレンガを掘り返し、生き埋めにされた犬を救出した。しかもその犬は身ごもっていた。
台風24号、フィリピンの穀倉地帯に直撃し甚大な被害!
台風24号は今年フィリピンを襲った台風のうち2番目に強く、洪水や地滑りを起こしただけでなく、フィリピンの穀物地帯の農作物を台無しにした。
ミャンマー北部出身のカチン族の難民に会いに行こう
「この国内避難民のキャンプ上で幸せな瞬間はありません。私たちは皆生きるために戦っているし、生き延びることに精一杯です」
アマゾンの部族に伝わる伝統的な薬が500ページの百科事典に
The Matses peoples of Brazil and Peru?have created a 500-page encyclopedia of their traditional medicine! http://t.co/4t9hh6KIQr ? Moonching Wu (@SunMoonLake99) July 4, 2015 ブラジルやペルーに住むマツェ族が500ページに及ぶ伝統的な薬の百科事典を作り上げた! アマゾン熱帯雨林は、まだ未発見の薬の重要な材料となり得る何百万もの植物を育んでいる。この理由により、現在多くの製薬会社、そして米国政府までもが、この地域に住むシャーマンや治療師が持つ土着植物の知識について研究するプロジェクトに資金を投入し、新薬の開発を行っている。 マツェ族はブラジルやペルーに住む先住民族。先祖からの知識を次世代へ受け継ぐため、伝統的な医療の実践について500ページ以上に上る健康百科事典を編纂(へんさん)した。シャーマンの多くは年老いており弟子がいない。そのため、彼らが死ぬと膨大な知識も共に消失する。 さらに、伝統薬の盗用を避けるため、これらの情報は、マツェ族内でとどまるようになっている。つまり、土地の言語でのみ理解ができ、この部族の村でしか伝わらないようにしているからである。保護手段として「土地の植物の種類を確認するのに学名を使用せず、植物の詳細が図に表されることがないため、外部の者には分からない」ということも含まれる。 「この『マツェ族伝統薬百科事典』は、アマゾンの部族のシャーマンたちが生み出してきた医療知識を、初めて彼ら自身の言語、言葉で完全に記載したものです」と、アカテの共同創立者で代表スタッフであるクリストファー・ハーンドン氏がモンガ・ベイのインタビューで語った。 持続可能な未来の創造に取り組む国際団体であるパチャママ・アライアンスによると、西欧諸国の健康、福祉のためになされることが、多くの場合は先住民族を犠牲にするという。先住民らと協力しその英知を利用することで、製薬会社は調査がより高い成果を生むことを知っているのだが、熱帯雨林の部族にとっては、彼らの資源を管理できなくなるリスクを抱えることになるのである。 Once the pharmaceutical companies have developed the drug, they file patents claiming exclusive rights to the medical use of the plant...