記事 環境 from 1月, 2008
EU、モーリタニア:遠方の漁業
ポーランド、ラトビア、リトアニアの漁師がモーリタニアから魚を奪い取っている–「それというのも、すべてEUが自らの海域で魚種資源をすっかり枯渇させてしまい、第三世界の貧しい国から漁獲割当を買っているからだ」 と、Jonathan Newtonが伝えている。
タジキスタン:氷河期
タジキスタンでは待望のサングトダーI水力発電所が稼働を開始したにもかかわらず、国民はその変化を感じることがない。稼働しているのは(4つのうち)最初のタービンだけで、他の3つは今年末までは稼働しない。数日で寒気がタジキスタンから離れると予測していた現地の気象学者の言葉とは裏腹に、気温はいまだマイナス16〜20度である。
ポルトガル:クリティカル・マス自転車デー
今週金曜日、環境に優しい方法で走ることは簡単で楽しいということを示すために、世界中の多くの場所でクリティカル・マス(Critical Mass)の自転車イベントが開かれる。Pimenta Negra [pt]は、ポルトガルの現地の情報を掲載している。 (ポルトガル語)
ハイチ:開発の代償?
「独裁者、平和部隊ボランティア、政府、活動家、非営利団体、企業など、誰もが皆開発について話している – でも、それが何なのか意見は一致するのか?」Haiti InnovationのBryanは、この島での水力発電計画についてのエントリーでこう問うている。 (英語)
インド:タタ社「ナノ」誕生
ニューデリーのオートエキスポで1月10日に行われたタタ社製の超小型車「ナノ」の発表を受け、ブロゴスフィアではちょっとした騒動が巻き起こった。この車の標準モデルは10万ルピー(およそ2500ドル)で、インド市場に出回る車としては最低価格となる。
イラク:バグダッドの雪
イラク・バグダッドの人びとは、人生で初めて、今までは話に聞いたり映画で見ていただけのものを実際に体験することができた。街に数時間にわたり雪が降ったのだ。
モロッコ:3億年前の化石見つかる
The View from Fezは、モロッコ南部の都市ザゴラで、3人の科学者が3億年前の無脊椎の虫の化石を発見したと伝えている。 (英語)
ウクライナ:チェルノブイリ訪問
Skippy dot netは、チェルノブイリ訪問について書き、写真を掲載している。 (英語)
イラン:寒い!
イランは例になく寒い冬を迎えている。多くの都市が雪で閉ざされ、少なくとも8人が命を落としている。イランは世界で2番目にガスが豊富な国でありながら、ガスの供給も絶たれている。何百万もの人びとが暖房がない状態だ。
ブルキナファソ:バイオ燃料生産国に
先月、農業水利水産資源省とフランス企業AgroEdは、ブルキナファソでバイオ燃料産業開発への包括協定に調印した。作物(綿、ジャトロファなど)の栽培から燃料の生産まで、全過程がブルキナファソで行われる。