記事 環境 from 3月, 2011
アメリカ:科学ブロガーによる福島原発の解説
3月11日(金)に日本の本州東海岸沖で発生した地震とそれによる津波に人々は恐怖した。しかしその恐怖も、福島原子力発電所を襲った爆発によって広がったパニックに取って代わられた。ただブログ界には、福島で展開しているできごとに対してより慎重に反応しているように見えるコミュニティーがある。科学ブロガーたちだ。
ウクライナ:福島とチェルノブイリを比べる?
メディアはますます、福島での事故はソ連時代のチェルノブイリ原発事故以来、世界で最悪の核災害だと報じるようになった。このニュースはウクライナにも大きな衝撃を与えた。ここにはチェルノブイリ原子力発電所があり、25年前起こった惨事の記憶は未だにはっきりと残っているのだ。
日本:津波が太平洋沖を襲撃、全てを奪う
国内観測史上最大の地震に続き、日本は最も恐ろしい津波に襲われた。7メートル以上ある津波が車や建物を一掃する映像がニュースで流れ、国中の人々がテレビに釘付けとなった。
ロシア: 福島原子力発電所の災害が原発に関する議論を引き起こす
このポストの原文はグローバル・ボイス 日本地震2011 [英語]特集の一部です。 2011年3月11日(金)に発生したマグニチュード8.9の地震の後日本で起きている自然災害は現在、ロシアのブログ界で非常に広く話題にされている。地震とその後の津波の影響の中でも特に心配されるのが福島県の原子力発電所だ。技術者たちが大規模なメルトダウンを食い止められたのかはいまだに不透明である。 日本の沿岸都市を破壊しつくした津波の衝撃的な映像を共有したり、日本にいるツイッターユーザーのつぶやきに耳を傾けるほかに、福島の事故が次々に起こる中、ロシアのブロガーは原子力発電の問題について議論を交わしている。
ベネズエラ:ガソリン使用制限構想に関するネット市民のコメント
2月15日、ベネズエラのフゴ・チャベス大統領は、検討中のガソリン配給施策を発表した。これはベネズエラの人たちにとっては、非常に微妙な問題だ。ベネズエラは、ガソリン価格が世界で最も低い国のひとつだからである。ベネズエラ政府によれば、ガソリン総コストの約90%を補助している。発表後、ブロガーやツイッター利用者からさまざまな反応が挙がった。
オーストラリア: 炭素税に対する「ティーパーティ」的運動
もしオーストラリアブログ界の兆候が正しいとすれば、次の総選挙は炭素税(気候税)をめぐる国民投票になるだろう。この件は既に意地の悪い個人攻撃にまで発展している。グローバル・ボイスの記者Kevin Rennieが、賛否両論の法案に対するオンラインの反応を集めた。