記事 環境 from 10月, 2014
野生のゾウから住民を守ろう! 携帯メールやテレビによる「ゾウ警報システム」をインドの科学者が考案
情報共有が新システムのカギ。テレビや携帯メールを通してゾウの位置情報を住民の元へ
内モンゴル自治区の産業公害により野鳥が大量死
この夏(2014年夏)以降、内モンゴル自治区内の湖沼地帯で水質汚染の影響により5百羽を越える水鳥が死んでいるのが見つかっている。地元遊牧民の話によると、その湖沼地帯の近くにある、環境配慮をうたう工業地帯の工場から有害廃水が排出されているとのことだ。ウェブサイトChina Hush上でAnnie Leeがその状況を写真特集記事で明らかにした。 校正:Takako Nose
内モンゴル・トングリ砂漠:深刻な水質汚染 遊牧民の生活を脅かす
黄河十年調査団は、内モンゴル・トングリ砂漠における水質汚染状況の公開を始めた。同調査団によると、トングリ砂漠の工場地帯にある石炭化学処理工場から排出される真っ黒な工場排水により地下水が汚染され続けている。そのため、この砂漠内で生活する遊牧民の居住地は荒廃し、生活が脅かされているということである。
「里山に僕たちの秘密基地を作ろう」異世代交流と自然体験
今春廃校となった里山の小学校の保護者ら有志と、高岡市西広谷地区の住民が、「ひろたんのもり」というグループを作り、豊かな自然の中で子どもたちと様々な年代が交流する活動を続けている。これまでタケノコ掘りやホタル観賞会、竹細工と流しそうめんなどを行なってきた。11月からは子どもたちと一緒に森の中にツリーハウスを作り始める予定だ。自然との触れ合いを通して子どもの確かな育ちを応援したいと願う人たちが、自然を守り暮らしを豊かにする知恵を今に伝えてきた里山の住民と一緒に、手間や暇をかけることを楽しみ始めている。農村の過疎化の問題と児童の抱えるストレスの問題、両方の特効薬になりそうな試みである。
等身大紙製カヌーでハドソン川を下る 気候変動の問題を提起
世界の気候変動問題に対する運動を育てている組織350.orgとブルックリンに拠点を置く海洋芸術共同体メア・リベラムが合同で立ち上げたプロジェクト「シーチェンジ:下流に住む者」が市民気候行進の計画を推進している。
インドネシア:煙害対策に新たなオンライン火災監視ツールを導入
新たに開発されたオンライン火災監視ツールGFW-Fires。リアルタイム情報の活用で、消防士の現場対応までの所要時間を大幅に短縮しているようだ。