記事 英語 from 7月, 2013
東ヨーロッパからの移民がイギリスのIT産業を活性化
イギリスは数年前から、ルーマニアとブルガリアからの移民がイギリスに永住し仕事を探すことを防ぐために労働者の移動規制をかけているが、2014年1月1日付けでそれが解除される。欧州連合(EU)の中でももっとも貧しい国であるこの2国から、多数の労働者が流れ込んでくるだろうと予測する者がいる一方、あまり移民者はいないだろうからほとんど影響はないと言う者もいる。また、ルーマニアでは革新的なIT産業が成長しているので、イギリスのIT産業にも恩恵をもたらすだろうと多くの人が力説している。それに近年、エストニア、リトアニア、スロベニアなど他の東ヨーロッパ諸国もイギリスの好調なIT産業を助けてきた。インディペンデント紙は、イギリス在住の東ヨーロッパ移民であるIT起業家たちの話を交えて、いくつかの角度から見た最新事情を取り上げている[en]。
欧州全域で広がる急進的反移民政党
近年の世界金融危機を契機に21世紀の欧州各国で再び急進的な反移民政党が台頭している。
「ネズミ」にうんざり メキシコ市民 猫のモーリスを「市長候補」にかつぎ出す
メキシコ、ベラクルス州で7月7日に行われる市長選に「立候補」している猫 のモーリス。住民は支持を表明しているが、特定の政党を利するキャンペーンになりかねないと、とらえる人もいる。
インドネシア大統領への「宗教的寛容」賞授与へ抗議
2013年5月30日、インドネシアのユドヨノ大統領がワールド・ステートマン・アワード(世界の優れた指導者賞)を授与された。しかし、彼は世界最大のムスリム人口を抱える自国で宗教的不寛容と暴力が広がっていることにほとんど対処してこなかったと、大勢の人が指摘し抗議した。
日本:コーヒーアートは3次元へ
「温かい飲み物を選ぶとしたら、まず緑茶」が根強い日本で、泡立つ立体芸術や、伝統的な日本女性の顔のアートが描かれたカプチーノの自販機など、コーヒーアートの人気が高まっている。
NGO職員が投獄されるエジプト
エジプト人、外国人あわせて43人の非政府組織(NGO)職員に最長5年の刑が言い渡されたことで、ソーシャルメディア利用者だけでなく、一般の人々の怒りに火が点いた。この騒動は人権団体をはじめとする民主主義推進団体への警告と見られる。
「スカートをめくって命を守ろう」シンガポールで子宮頸がんの広告に賛否両論
5月、シンガポールの人々に無料のパップスメアテスト(子宮頸がん検査)を促すために、シンガポール対がん協会は「スカートをめくって命を守ろう」という広告を出した。すると、クリエイティブだ、影響力がある、いや、不快感を与える広告だ、と活発な議論が巻き起こった。