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アラブ世界:アンソニー・シャディド追悼
2月17日、ニューヨーク・タイムズ紙の中東特派員アンソニー・シャディドが、シリアにおいて43才で亡くなったという悲劇的なニュースが世界中の視聴者を悲しませた。報道によれば、死因は馬アレルギーによるぜんそく発作であるという。
アラブ世界: 写真で一年を振り返る― GV著者セレクション
2011年に別れを告げ2012年を見つめる今、GVの著者たちに、去年一年を象徴しているかのように見える写真をそれぞれの国から選んでもらった。以下は著者らが選んだ写真だ。
パレスチナ: イスラエルのブルドーザー、ガザの通信遮断
ガザの全通信が遮断されたとの報告がネット上で相次いでいる。ツイッターではユーザー達の間で、この通信遮断がイスラエルのブルドーザーによるものであると非難の声が上がっている。以下はそのやりとりの一部である。
リビア: 忘れ去られたパレスチナ人難民
リビア住民のうち10%以上は他国からの移民だ。その中でもパレスチナ難民が7万人に達しているようだ。彼らのほとんどがパレスチナに帰れない。なぜなら、イスラエルによる「水面下での強制退去」政策により、祖国パレスチナでの居住権を証明できる身分証明書(IDカード)が取り消されているからだ。
パレスチナ:続く統一に向けた抗議
3月15日はパレスチナ人の統一とパレスチナ社会における政治的分裂の解消を目指す抗議の始まりの日となった。しかし、その日抗議の参加者たちは西岸地区ラマッラーとガザ地区の双方に無理やり離散させられた。パレスチナのネット市民の反応を紹介する。
パレスチナ: ヨルダン川西岸 - 2人の学生の目に映る人生
Linah AlsaafinとHeba Awadallahはヨルダン川西岸、ラマラ近郊のBirzeit大学の学生だ。1年前、二人でブログを始めた。 ブログはLife On Bir Zeit Campusというタイトルで、学生生活やパレスチナの政治、その他の話題に鋭くも愉快な眼差しを向けている。
アラブ諸国:「スーダンについて嘆くのは止めよ」
1月9日の独立をめぐる住民投票に伴い、スーダンはアラブのツイッター界の関心の的となっていた。サウジアラビアからパレスチナに至るアラブのツイッター利用者達が、スーダンの団結と分割、資源について議論を交わしたのである。
イスラエル:詐欺によるレイプで有罪
エルサレムのアラブ系住人、Sabar Kashurは女性を誘惑するためにユダヤ人独身男性だと偽ったため、レイプの罪で有罪判決を受けた。彼は18ヶ月の禁固刑を言い渡された。裁判官の決断に多くの人が激怒し、この判決は物議を醸した。その一方、他の人々はこの判決は法律が正しく適用されただけだと考える。この記事ではKatharine Ganlyが様々な意見を紹介している。
イスラエルとパレスチナの若者、ビデオで紛争理解
イスラエルとパレスチナ占領地の2つの異なる団体が、ビデオツールを使った活動を行っている。これは、ユダヤ人とアラブ人の若者たちが紛争を理解し、彼らの間にある溝を埋めることで彼らが生活している複雑な状況についての夢や心配ごと、そして考えを共有できる交流とコミュニケーションの空間を生み出すためのものだ。
イスラエル:ガザ侵攻をめぐる議論
イスラエルのブロゴスフィアは、ガザへの攻撃と増え続けるイスラエル都市へのロケット攻撃に激しい反応を見せた。多くのブロガーたちが賛成や反対の意思を示したり、またイスラエルには選択肢がないとも言っている。ここでは、攻撃が始まってから2日間に、イスラエル人によって書かれたものをいくつか紹介する。