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ブルガリアの伝統料理を訪ねて 第3回:「忘れられたおばあちゃんの味」編
ドナウ川の近くに位置するアンティモボ村の郷土料理には、ブラフ人とブルガリア人の伝統が入り混じっている。その特異な文化が、国内の観光客だけでなく、ルーマニアやセルビアといった近隣諸国からの観光客をも呼び寄せている。
ブルガリアの伝統料理を訪ねて 第2回:祖母の味「タルハナ」編
トルコとギリシャの国境に隣接するブルガリア南東部。この地域の料理には、中東文化の影響が色濃く残っている。テメヌシュカ・マテバさんは、祖母の味を再現したレシピをもとに、「タルハナ」の普及を目指している。
過去を「学習棄却」せよ バルカン史研究者、キース・ブラウン教授へのインタビュー
「クリティカル・シンキングによって、(中略)我々が囚われていた幻想からも解放されます。幻想とは、過去の人物が自身の将来にそびえるナショナリズムの観点から想像した、彼ら自身のアイデンティティのことです」
バルカン諸国で水力発電所の建設ラッシュ 環境保護主義者たちが警鐘を鳴らす
バルカン諸国では、2,700を超える小規模水力発電所が計画中か建設中である。それなのに、政府は環境への影響を適切に評価もせずに建設を急いでいるとの批判が集まっている。
東西ヨーロッパの分断、石炭のカーテンは現代の鉄のカーテンである
西ヨーロッパ諸国は脱石炭を進めている。しかし、旧ソ連圏諸国の動きはこれに逆行するものだ。
ブルガリア語版ウィキペディア 「ウィキ・ラブズ・アース」コンテストの国内参加作品を発表
ブルガリア語版ウィキペディアは、自然保護地域に関する国際写真コンテスト「ウィキ・ラブズ・アース」の国内審査上位10点を選出して公表した。
カメラが未成年の母親に迫る ドキュメンタリー映画『母親の務めとは何なのか?』
G(15歳)、彼女は2人目を宿す妊娠4か月の身だ。 人生の選択を自らが行うという機会を逃し、字も読めず、職もなく、貧困につながる負の連鎖に陥る。
よみがえったユーゴスラビアのコミック「ディカン」のメッセージ 「だれもが皆、移民の子孫」
「俺たち古代スラブ人の活躍がついにインターネットでも見られるようになったぞ! ようこそ俺たちのサイトへ、どうぞごゆっくり」
セルビア当局、11人の外国人人権活動家を逮捕
アムネスティ・インターナショナルはセルビア当局に対して、11人の活動家の釈放を求めた。活動家たちはブルガリア、フィンランド、スロバキアから入国し、中・東欧諸国と中国の首脳会談(CEE-Chinaサミット)に合わせてベオグラードで平和的な抗議活動を計画していた。
セルビアの洪水:数万人の避難者
セルビアとボスニアの都市の多くでは、浸水が数メートルになり、住民は避難を余儀なくされている。少なくとも数百人が死亡、数万人が家を失い住む場所をうしなっている。セルビアでは政府の救援活動の不手際に不満が出ている一方で、市民運動による救援活動が目覚しい働きを見せている。