記事 芸術・文化
近いのに遠い、ハバナの人々
ある日状況は一変した……写真が物語るBEFORE(マエ)、AFTER(アト)
悲惨な内戦後、人々を勇気づけたナイジェリアのイボハイライフ音楽
オリエンタル・ブラザーズは内戦後の希望の光だった。80年代には民族楽器「エグ・エクピリ」が復活し、90年代にはブライト・チメジーがライブで印象的な「フットワーク」を披露し、イボハイライフ音楽の人気は高まった。
ロシアのウクライナ侵攻はロシア文学の解釈に影響を与えうるか
ロシアのウクライナ侵攻という事態に直面した私たちは、トルストイやドストエフスキーに対して異なる読み方をするべきなのだろうか。文学作品を一種の武器とする人もいるし、それらを排除しようとする人もいる。
イボハイライフ音楽のパイオニアたち
ハイライフ音楽はナイジェリア南西部の国際都市ラゴスで人気を集め、ナイジェリア東部で変化を遂げた。イボ族の伝統的民俗文化をを取り入れ、今や世界的で人気を博しているイボハイライフ音楽が誕生したのだ。
ユーゴスラビアの戦争記念碑に刻まれた抵抗の歴史と人々の追憶は今……
旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国時代、この地の戦没者慰霊施設には多くの子どもたちが押し寄せたものだった。しかし今は……
美の山塊の彼方に旅立ったアーティスト エテル・アドナンの人生と芸術
豊かな色使い、繊細なタッチ、感動的な詩情に溢れたエテル・アドナンの作品。そこでは山々は空と大地が出会い火山となって噴火する生き物のような存在として描かれている。
コロンビアの種子交換―地元の「食」を取り戻すために
人々が集まって、地元で採れる農作物の種子を交換する。これは、古くからある食文化を取り戻そうとして始まった。
さらば愛しのベースマン ロビー・シェイクスピアに捧ぐ
大きな仕事をやり遂げて世を去ったジャマイカの音楽家に世界中から寄せられた感謝と哀悼の言葉の数々
独立と自由を求め、ミャンマーの詩人たちは先頭に立ち続ける
ビルマ王国消滅から136年。植民地の闇を照らす松明、あるいは軍政に苦しむ人々をうるおす凉風として、詩人はミャンマーの人々を励まし続ける。
伝説の綿布「ダッカモスリン」再現へ
ムガル王朝でも愛用された軽く透明な「ダッカモスリン」。過酷な英国植民地支配により一度は絶滅したが、多くの人々の情熱により、バングラデシュでこの幻の綿布が復活しようとしている。