記事 台湾(中華民国)
チュニジア:抗議の叫びが世界中に響き渡る
ここ二週間に渡り、政治的腐敗と失業の多さに抗議してきたチュニジア人の叫びが、ウェブ上で勢いを増している。世界中のネット市民達が、彼らの味方となり、その叫びに同意を示しているのだ。
世界:ニュースに取り上げられていない原油流出
メキシコ湾で起こった悲惨な原油流出は、油田掘削の杜撰な経営が引き起こした被害で世界中から注目を浴びた。しかし、世界の各地には同じような毒物流出の被害にあっている人々が他にもいて、ビデオを通して、彼らの苦境も世界に伝えようとしている。
台湾:ハンセン病療養所楽生院の記憶をとどめるために
楽生院療養所は、日本が台湾を植民地としていた1929年に、日本政府によって設立された。植民地時代、ハンセン病患者は隔離と治療のために、療養所に住むことを強いられた。しかし、台北MRT建設のために、療養所の建物の多くが撤去を余儀なくされ、入所者たちは強制立ち退きとなった。療養所の多くの建物は、すでに取り壊されていて、現在も取り壊しが行われている。それでも、人びとは楽生院のコミュニティーの結束を保ち、彼らの大切な家の記憶を守ろうと懸命だ。岡部昌生氏のフロッタージュは、そのようなイニシアティブの一つである。
台湾:有機農業の現場から
台湾では、米から野菜、果物、バラ、茶、そしてコーヒーまで、有機農法を取り入れる農家が増えている。この様な農家が、ブログを使って互いを支援しあったり、作物を販売したりしている様子を紹介。
台湾の「感謝祭」
アメリカの感謝祭の祝日を見て、台湾にある同様のお祭りを探していたAlanruoは、平安醮という似たような行事を見つけた。写真を交えて台湾の平安醮を紹介する。
台湾:取り壊されるUFO型建築物
台北県にある有名なUFO型建築物を取り壊す計画が進んでいる、とavantが報告した。「三芝郷(台北県)に位置するUFO型建築は、30年以上も放置状態が続いているが、オーナーと債務者である銀行の間で取引が成立した、と二ヶ月前に新聞が取り上げた。台北県政府が現在の建物を取り壊し、浜辺付きの遊園地を建設し、海辺のリゾートをつくるそうだ。」
台湾:尖閣諸島問題
6月11日、台湾、日本、中国の間で領有権が主張されている尖閣諸島(台湾名:釣魚台)から11キロメートルの沖合いで、台湾の遊漁船「聯合號」が日本の海上保安庁の巡視船と接触し沈没した。台湾と日本政府の間に突如として起こった緊張は、台湾ブロガーに衝撃を与えた。ブロガーたちは、政治的スペクトラムの様々な方面から、この事故について各自の意見やコメントを述べている。
台湾:4月26日は特別な普通の日
4月26日に、台湾のブログYangphotoが24時間のフォトブログリレーを主催した。呼びかけに答え参加した人びとから寄せられた写真を紹介。
台湾:皮肉な人権デー
この記事では、台湾での人権情報を紹介した前回の記事のテーマを引き続き取り上げる。台湾人権促進会は、「2007年人権10大ニュース」を発表。人権デーの12月10日、台湾人権景美パークの開園式が行われたが、皮肉にも抗議行動に参加したていた活動家グループが逮捕された。
台湾:移住労働者集会:「休みが欲しい!」
ここ15年間で、台湾の多くの労働集約的産業では東南アジアからの移住労働者が重要な人的資源となってきた。2年に1度行われる台湾の移住労働者集会を紹介。