記事 台湾(中華民国)
台湾:中国とのサービス貿易協定、反対派が立法院を占拠
中国とのサービス貿易協定についての強引な採決に怒りの声を上げた台湾市民グループは、2014年3月18日、貿易協定の公開討論を要求して台湾の立法院(訳注:日本でいう国会)を襲撃した。
世界規模のファストフードチェーン、中国の鶏肉スキャンダルに巻き込まれる
中国で最近起こった食の安全問題に、外国のファストフードチェーン数軒が巻き込まれた。外国企業は中国から撤退すべきとの国家主義的意見が挙がるなか、食の安全問題に対する、中国国家の意識の低さも問われる。
台湾:核なき世界へ新年の願い
台北101で行われる年越しイベントが、今年は特別なものとなった。人気歌手や環境活動家、若手活動家が協力しあい、2013年に向けた人々の共通の願いとして「核なき台湾」を提案したのである。
台湾:学問の自由が企業の訴訟で脅かされる
国立中興大学環境工学科教授の Ben-Jei Tsuang (荘秉潔)博士が大企業の一つ、台湾プラスチックグループ(台塑集團、FPG)による名誉棄損訴訟の最も新しい犠牲者である。この訴訟には訴訟費用の負担を与え続け、批判するものを検閲し、おどし、だまらせるという意図がある、と荘博士の弁護団は考えている。現在の台湾における名誉棄損の刑事訴訟は国際規約に違反している、と示唆する法律専門家も多い。
イギリス:台湾国旗、ロンドンオリンピックの国旗陳列から撤去される
オリンピックを控えたロンドンのリージェント・ストリートで、台湾の国旗が撤去された。他のすべての国旗は依然、各国代表団を歓迎するために陳列されていた。
台湾:原発のない未来は実現するのか?
安全点検の徹底のため日本で実施されてきた原発停止。5月5日、すべての原発の停止作業が完了した。これに駆り立てられ、台湾でも「原発なき台湾」へと向かうことができるか議論を交わしている。
台湾:故郷を愛する人々を襲う30年の『悪夢』
昨年日本で起きた 福島での原発事故 後、 台湾ではますます多くの人々が原発によって引き起こされるさまざまな問題に気付き始めた。最も深刻な問題の一つは、タオ族 が代々住み続けてきた 蘭嶼(台湾本島の南東沖にある周囲40kmの孤島)に貯蔵されている放射性廃棄物の問題である。
ノルウェー主催、先住民報道に贈る初のジャーナリズム賞
権威あるノーベル平和賞の授賞式が、ノルウェーで開催されていることは広く知られている。今月(2012年3月)29日、スカンジナビアのその国で、もう一つの注目すべき、しかしほとんど知名度のない、世界先住民テレビ局ネットワーク (WITBN) のためのジャーナリズム賞の授賞式が初開催される。
台湾:都市再開発法に家を追われた家族
台北政府は非道にも王さん一家の立ち退きを執行し、この都市開発法の前では市民の私権がいかに脆いかということを知らしめた。現行の都市再開発法を見直すべきだとの世論が、ますます高まってきている。
中国:台頭するも身動きとれず
中国の国境の85%は、政略的な観点から世界中が注目するホットスポットとなっている。ある著名な教授は、地政学的な問題に対処するためにも、中国が接する海へのアクセスなどは、中国の自由であるべきだと主張する。