記事 エジプト

チュニジア: 「招かれざる客」だったヒラリー・クリントン

  2011/04/03

2011年3月15日(水曜日)夜、ヒラリー・クリントン米国務長官が、エジプト訪問に続いて、チュニジアに到着した。今回の訪問に対し、抗議行動が首都チュニスで起きた。反対派は、米政府がベンアリ前大統領体制の同盟国として知られたことを根拠にして、訪問を偽善の極みと受け止めているからだ。

エジプト: ムバラク辞任への喜び広がる

  2011/02/20

ホスニー・ムバラクの辞任後、世界中から祝福の声が次々に聞かれる。可能な限りの平和的辞任を要求した18日間におよぶ抗議行動にも関わらず、辞任を拒否し続け、エジプトを30年間支配した独裁者が、ようやく辞任したのだ。

イラン:「アル・ジャジーラよ、イランをエジプトのように報道してくれないか」

  2011/02/15

エジプトとチュニジアの人たちの名の下、イランのサイバー活動家たちが、2月14日(バフマン月25日)に公式に禁止された大規模デモの後押しをすべく、現実の世界になだれ込んできている。フェイスブックのページは、アル・ジャジーラ衛星局にこの出来事を取り上げるよう求めるべく、行動を起こし始めた。

「次はおまえだ、金正日!」朝鮮半島はエジプトを見守っている

  2011/02/15

エジプトの抗議運動のニュースは朝鮮半島にも届いており、韓国では、このニュースが、人々が無能な独裁主義政権に苦しめられている北朝鮮でも、大規模な反対運動を触発するのではないかと推測する声が上がっている。韓国は、民衆による抗議運動によって1980年に軍事政権を放棄しており、また、韓国人はエジプトの抗議者たちへのサポートを表明している。

サウジアラビア:エジプトの兄弟たちよ、よくやった!

ホスニ・ムバラク大統領辞任のニュースを受け、サウジの人々はエジプト国民の勝利を喜びとともに祝福している。特に、ムバラク政権の退陣を要求しエジプトを18 日間にわたり揺さぶり続けた抗議活動の中心地、カイロの都心に位置するタハリール広場に集まった人たちに、祝福の声が集まっている。

エジプト: 軍隊は人々の味方か?

  2011/02/12

今日のエジプトにおける大規模な抗議に続いて、軍隊は夜間外出禁止を施行するための配置についた。ツイッターでは、そのニュースが驚きと共に受け取られた。軍隊は人々の側についたのである。以下、その地域からのツイート選集です。

アラブ世界:革命のタイムテーブル

アラブ世界での革命のタイムテーブルがオンライン上で流れている。スーダン、シリア、アルジェリア、リビア、モロッコで革命が起こる可能性があると。1月30日(スーダンの学生はすでにデモ行進している。)2月5日、2月12日、そして3月13日だ。ツイッター上ではチャットが繰り広げられている。

エジプト政府、継続中のデモに対抗してウェブサイトを遮断、活動家を逮捕 – インターネットセキュリティー知識の必要性

GV アドボカシー  2011/02/11

イランやチュニジアで見てきたように、ソーシャルネットワークのツールは、権威主義国の活動家達に強い、国外にも届く発言権を与えた。しかし、同じソーシャルネットワークのツールは、政府が活動家を割り出し、報復することも可能にしている。エジプトでも今週このような事例があった。