記事 パラグアイ
パラグアイの首都開発 排除される住民たち
「開発者にとって、私たちはこの街にいらない存在なのです。彼らはアスンシオンを別物に造り替えようとしています。そして貧困層が視界に入らない街を造ろうとしているのです」(本文より)
パラグアイ出身の芸術家エンリケ・コジャールとの対話
同郷出身者との交わりに安らぎを覚え、幼い頃離れた故郷への想いを絵画で探し始めるエンリケ青年。ブエノスアイレスで働きながら、美術学校教授の絵画に対する厳しい姿勢に学んだ青年は、美術の新境地を求めて厳しい旅を続けている。
パラグアイの貧困問題、母親が自分で子育てできない状況に
これがパラグアイの現状だ。離れ離れで暮らす家族たち。稼ぎを得るため、多くの母親たちが移住せざるを得ない。
パラグアイ:レイプされた少女が命がけの出産。中絶禁止法は変えられるか
パラグアイの少女が義父から性的暴行を受け、11才で出産した。妊娠中絶が法律で禁じられているためだ。女性に対する差別や宗教上の問題も絡む現状は、果たして変えられるのか。
写真は世界とパラグアイをつなぐ窓?!
パラグアイ出身の写真家Tetsu EspósitoとElton Núñezは、ブログYluuxで、自然、宗教的伝統、スポーツ、音楽などの写真を通して様々なテーマと物語を取り上げている。
ラテンアメリカ再発見の旅
あるラテンアメリカ旅行ブログでは、寄稿者自身が現地を訪れ、主要メディアでは取り上げられにくい様々な側面を、現地から伝えている。ここまでの旅の概要を振り返ってみよう。
パラグアイ:先住民が農薬空中散布される
パラグアイ東部で、217人の先住民族アバ・グアラニが最近、吐き気や頭痛をともなう症状を訴えた。これらの人びとは、彼らが先祖代々の地から退去することを拒んだ後に行われた、意図的な農薬の空中散布によるものだと考えられている。
パラグアイ:ヘチマとプラスチックで家ができる
パラグアイ人のイノベーターであるElsa Zaldivarは、女性の世帯主にヘチマの実を加工して風呂用のたわしとサンダルにする訓練を行い、さらにこの野菜でできたスポンジの残りとリサイクルのプラスチックを混ぜて壁の材料となる丈夫な素材にする、というプロジェクトにより、2008年のロレックス事業賞を受賞した。この技術を用いれば、木製の板をプラスチックの複合物の代わりに使うことで森林を救えるかもしれない。
南アメリカ:ブログアクションデー
10月15日は、毎年恒例のブログ・アクション・デーだった。この日、世界中のブロガーたちが、特定のトピックについてブログエントリーを書く。今年選ばれたトピックは貧困。ここでは、このキャンペーンに参加した一部のラテンアメリカのブロガーを紹介する。
パラグアイ:Flickrで見るルゴ氏の大統領就任
パラグアイのフェルナンド・ルゴ大統領は、2008年1月からキャンペーンの活動を記録する手段として、Flickrを利用し始めた。8月15日に大統領に就任して以来も、この市民メディアのツールを使い続けている。現在は約2,500枚にものぼる写真をクリエイティブ・コモンズの元で公開することで、大統領としての活動を国内外のパラグアイ人と共有する狙いだ。