· 7月, 2010

記事 特集 from 7月, 2010

タイ:首相の携帯メール事件

  2010/07/25

2008年12月18日にタイの携帯ユーザーが新首相アピシット・ウェチャチャワからテキストメッセージを受け取った。タイ貢献党の広報担当官プロンポン・ノッパリットは、アピシットは法廷で国立反腐敗委員会(NACC)にこの件の調査を要請している。

アフリカ軍がフランス革命記念日のシャンゼリゼに

フランスが7月14日にシャンゼリゼ通りで執り行われるパレードに、元植民地だった国々の軍隊を招待したことが、アフリカのブロガーたちの間で物議を醸した。多くの人びとが、元植民地国を招待する意義と、なぜ多くの北アフリカの国が招待されなかったことについて、疑問を投げかけている。

コンゴ民主共和国:祝独立記念日

コンゴ民主共和国はベルギーから独立して50周年を迎えたところである。同国は誇らしげに高額な軍用機材をこの祝典のために招待された来賓の前で披露した。ブロガーのKakaluigiやCongo Milikiは、首都キンサシャとルブンバシでのパレードの様子を伝え、独立の時代とその明るい時代からの記録を振り返るコンゴのブロガーたちもいた。

マケドニア:バナナ共和国への10ステップ

  2010/07/10

Okno.mk ポータルのコラムニスト Kopach は「バナナ国家を運営する10の方法」という題名のリストを発表した。このリストのリンクはフェイスブックやツイッター、それにコーヒーやビールなどの地域のメディアを介して広く行き渡った。

マリ:渦中の審判判定に対するサッカーファンの反応

ワールドカップに審判判定の論争は付き物である。2010年のワールドカップでいまのところ印象的なのは、マリ人審判コマン・クリバリがアメリカの選手エドゥのゴールを認めなかった件だろう。このゴールが認められれば、アメリカはスロヴェニアから奪った2ゴールからさらなる返り咲きをすることができたはずだった。試合終了のホイッスルが鳴ると同時に、掲示板で、またはフェイスブック上でクリバリ審判のワールドカップへのさらなる参加のとりやめを要請するページを127件も作成したり、同審判のウィキペディアの項目に批判を書き込むなどしてブロガーたちは怒りを表明した。ブロガーたちだけでなく、ジャーナリストたちもクリバリの判定が問題になったのはこれが初めてではないことを指摘し、参戦した。