· 6月, 2011

記事 特集 from 6月, 2011

中国:「ジャスミン革命運動」に関する初の判決

  2011/06/23

中国で少なくとも8件の裁判の最初の1件が開かれ、続いて批判者の大規模な取締りが2011年2月に始まった。法問題の活動家 Li Shuande の弁護士が解雇され、裁判の期日が変更された後に、四川省は彼にクレジットカード詐欺の罪で禁固4ヶ月の刑を申し渡した。

スペイン語の日:有名人の好きなスペイン語

歌手のシャキーラ、俳優のガエル・ガルシア=ベルナル、シェフのフェラン・アドリア、作家のマリオ・バルガス=リョサの共通点はなんだろうか? 彼らを含む30人の著名人がセルバンテス文化センターが開催するスペイン語の日を祝い、ビデオを通じて自分たちの好きなスペイン語の単語について語っている。

中国:弁護士Li Zhuang(李庄)、釈放される

  2011/06/20

Li Zhuang(李庄)は北京に拠点を置く弁護士で、重慶市委書記Bo Xilai(薄熙来)が指揮を執った犯罪組織一斉検挙キャンペーンの際に暴力団員を弁護したとして1年半の実刑を言い渡されていた。先週末の李の釈放後、ポータルサイト新浪は彼の筆頭弁護士であるChen Youxi(陳有西)の投稿を公表。李の近況だけでなく、中国の法律関係者全体の立場をうかがい知ることができる。

スロバキア:二級消費者

消費者の立場からすると、一つの銘柄の製品は世界中どこでも同じ品質であってほしいものだが、品質や価格の地域格差は確かに存在している。そしてその格差は、その製品が西ヨーロッパ市場向けのものか中央・東ヨーロッパ市場に向けのものかによって決まる。これに関する最近の調査結果に対して、スロバキアのネットユーザーがどのように反応しているかTibor Blazkoがレポートする。

インド: 死者のプライバシーは?

  2011/06/16

ケーララ州カリカットにあるNIT(インド国立工科大学)の研究生が不慮の死を遂げたことで、女性や死者に対するプライバシー問題、それから、概してケーララ社会に根強い男性優越主義に関する議論が再燃している。

フィリピン:離婚法をめぐる論争

  2011/06/15

マルタが離婚に賛成の意を示し、フィリピンは世界中でただ一つの離婚を禁ずる国となった。強い権力を持つフィリピンのカソリックの教会が反対する離婚法を通過させるときが来たのかどうか、議論が白熱している。

貧困・仕事・借金を語る女性たち

国際女性博物館はオンライン上で女性と経済についての展示を行っている。そこでは、スライドショー、ポッドキャスト、ビデオやエッセイを通して、スーダン、デンマーク、フィリピン、アメリカ、コスタリカ、メキシコ、アルゼンチンなどの女性たちが貧困や仕事、家族や人権、金銭問題などについてどのように考えているかを知ることができる。

中国:李娜の優勝決定戦は国家の威信?

  2011/06/14

中国人テニスプレーヤー 李娜が、週末の全仏オープンで中国人初となる世界4大大会での優勝を果たした。しかしながら、中国ネット市民は李娜の勝利を個人の功績ととらえ、国のスポーツ政策に疑問を投げている。

シリア:子供たちの未来のための抗議行動

YouTubeではシリアで最も幼い犠牲者たちが声をあげており、一連の動画はどれも胸が張り裂けそうなものである。動画の中で子供たちは、自分たちの国でおこっているバッシャール・アサド政権に対する革命の最中、昼夜問わず自分たちや家族たちが直面している恐怖を克明に語っている。本日の金曜日の抗議はシリアの子供たちと子供たちの未来に捧げる。