記事 特集 from 12月, 2010
シリア:雪よ降れ!
今週レバント地方の多くは、救いの雨と驚きの雪が降るなど、特異な気候の嵐に巻き込まれた。シリアの首都では、数年ぶりに通りが雪に覆われた。ダマスカスではときどき雪は降るが、積もるのは非常に稀である。
COP16:若手ブロガーが追う交渉
COP16(国連気候変動会議)において、いくつかの決定事項がカナダ・アメリカ・中国・オーストラリアのようなさまざまな国にまたがる関係国間、その他多数の国々の間で疑問視された。各々の国の視点から会議の進展を伝えるため、世界中の若手ブロガーが積極的に活動している。
アルメニア:ドメスティック・バイオレンスが命を奪う
アルメニアにおけるドメスティック・バイオレンス問題は有名だが、オープンに語られることはほとんどない。しかし、夫と義母に暴行を加えられ死亡した若い女性の家族のビデオ・インタビューは多くの人々に衝撃を与え、怒りを招いた。
ブラジル:「過激派無神論者」についての新しい議論
10月10日、有名な解放の神学の学者Frei Bettoの書いた記事がブラジルの新聞Folha de Sao Pauloに掲載された。これは彼が「過激派無神論」を拷問と比較したBlog do Miroからの記事を再編成したものである。
ラオスとクラスター弾に関する条約
クラスター弾に関する条約の第一回目の締約国会議がラオスの首都ビエンチャンで11月9日から12日にかけて開かれ、101カ国と数多くのNGOが集まった。この会議は、同条約に対する国際団体の支持を集めた市民団体の努力の末に実現した。クラスター弾に関する条約は2008年5月30日にダブリンで採択され、108カ国がすでに署名し、46カ国が批准している。今日も作り続けられ、使用され、保有されているクラスター弾におよそ36カ国の国が苦しんでいる。
韓国:スパのオーナー、延坪島の避難者を援助
4人の死者を出し全島民が島からの退去を強いられるにいたった先週の北朝鮮による韓国の延坪島への砲撃以来、希望を失っている島民への援助の申し出が韓国各地から寄せられている。延坪島に多大な打撃をあたえた攻撃の後、島民の多くは自宅をそのままにして一番近くの都市、仁川に避難している。家をなくしてしまった1300人の住民は幸運なことに救いの手を差し出してもらえた。また、800人の島民は現在、オーナー、パク・ウンギュ氏の計らいにより仁川の高級スパの一つのインスパワールドで生活している。同オーナーは一週間以上にわたって、何の条件もなしに善意を持って住居と食事を避難者に提供している。
オーストラリア:カンクン会議、前半戦の得点
COP16、2週目の月曜日。オーストラリアの人々がオンライン上でなんと言っているのか、まとめてみよう。
モロッコ:ブロガー達が洪水被害を調査
先週、モロッコ大域を襲った大雨により、交通網、通信網が遮断され、少なくとも30人が死亡、そのうち24人はモロッコの首都ラバト南部Bouznicaの川の氾濫により、バスが押し流されたため死亡した。
オーストラリア:ブログ界がカンクン会議を徹底議論
オーストラリアのブロガーたちがカンクンでの国連気候変動サミットの最初の何日かを振り返っている。
ロシア:沿海州のタイムゾーン変更
1年前、ロシアのDmitry Medvedev大統領はロシア国内の地域のタイムゾーンを変更する提案をした。年次連邦議会での演説で、タイムゾーン変更により、異なる地域および首都の共存に利すると宣言した。この事項に関する発言が、数日前になって沿海地方のニュースポータルで物議をかもしている。