記事 特集 from 5月, 2013
中国政府、海外メディアの引用を禁じる
中国メディア当局は、報道機関およびあらゆる機関が許可なしに海外メディアの報道を引用したり、転載したりすることを禁止する新たなメディア規制を発表した。その発表は、前首相温家宝一族の蓄財報道によって、ニューヨーク・タイムズ紙が優れた報道に贈られるピューリツァー賞を受賞して一日も経たないうちのことであった。
中国、化学工場への抗議を検閲
2013年5月4日、中国の南西部の昆明市の住民は、近くの工場で有毒な化学物質の生産の可能性があるとして抗議のため街頭デモを行った。中国の国営メディアはそのニュースを隠し、またオンライン検閲によって、デモに関する情報や写真がソーシャルメディアからどんどん削除されている。
選挙のために流れる血―パキスタン
自爆テロ、手榴弾攻撃、遠隔操作による爆発―これらはすべて一日で起こった事件である。この3つの事件は3政党の立候補者たちを別々に狙ったもので、これにより19人が死亡した。2013年4月16日、この日はパキスタンの選挙運動家にとってまさに流血の日となった。
上映禁止の「オキュパイ・ナイジェリア」ドキュメンタリー映画、ネットで話題騒然
政府による燃料補助金制度の撤廃が引き金となり起こった抗議活動「オキュパイ・ナイジェリア」。その抗議活動の様子を収めたドキュメンタリー映画の上映を当局が禁止したことが、ナイジェリア国内のブロガーたちの間で瞬く間に話題となった。
アノニマスが北朝鮮のサイトをハッキング、韓国メディア関係者などの個人情報流出
北朝鮮が及ぼす核戦争の脅威によって朝鮮半島の緊張が高まる中、ハクティビスト集団アノニマスが、北朝鮮の公式TwitterとFlickrアカウントに侵入し、公式ウェブサイトの登録ユーザーリストを流出させた。
パキスタンにて、怒る暴徒たちがキリスト教徒の居住地に放火
2013年3月9日土曜日、パキスタン第2の都市のラホールにある、キリスト教徒住民が大半を占めるJoseph Colonyにおいて、冒涜罪に対して怒った3000人のイスラム教徒が暴徒化して民家100軒に放火した。
ボストン連続爆破事件はロシア人に大ショック
爆弾とアメリカ人の流血は、当初、遠い出来事に見えたが。ボストンマラソン連続爆破事件は、今やロシア人にとって他人ごとではなくなった。2人の容疑者がチェチェン人と判明したことで、ロシアのあらゆる支持政党の人たちのさまざまな見解が、ネット上で熱く飛び交っている。