記事 特集 from 1月, 2011
エジプト:ムバラクが反撃の演説を行なったが・・・
エジプトで抗議活動が燃え盛る間4日間に渡って沈黙を守った後、現職のホスニ・ムバラク大統領は本日早くにエジプト国民に向け、抗議活動家たちを「ギャング」や「悪党」だと呼ぶ演説を行った。同時に内閣を解任し、新しい内閣を本日組閣するとも述べている。世界中のネット市民は、この演説に対して失望と激しい怒りを覚えている。
エジプト:報道管制下においても流れ続ける情報
エジプト政府によるインターネットの遮断と携帯電話ネットワークの閉鎖は、情報の流れを著しく減少させた。しかし人々は情報を外に伝えるべく創造的な方法でくぐり抜けている。
エジプト:1月25日はエジプト版インティファーダの日となるだろうか
1月25日にエジプトでは何が起こるのだろうか。あらゆるところでデモ活動や座り込みへの参加が呼びかけられている。誰が参加するのだろうか、どこで行われるのだろうか。何を要求しているのだろうか。そもそもこのデモに反対の人がいる可能性はあるのだろうか。
写真の中のエジプト:カイロの路上から
人権活動家でありグローバル・ボイスの支援寄稿者でもあるエジプト人のRamy Raoofはカイロの街並みを写真にとり、オンライン上にアップロードしている。デモの様子や落書き、兵士たち…カイロの路上から見た景色が世界中にむけて発信されている。
レバノン: エジプトを支持する抗議活動
エジプトでのデモ支持に向け結束した抗議活動が、レバノンの首都ベイルートにあるエジプト大使館前で行われている。30年間支配を続けるホスニ・ムバラク大統領に反するエジプト人が結集し、世界中で同様な抗議活動が報告されている。
エジプト: ツイッターから見る革命の日
少人数の集まりから、エジプトの各都市を行進する大規模なデモ集団にいたるまで。ツイッターは炎上するほどの盛り上がりをみせている。 この全国的な「革命の日」が祝日(警察の日)と重なったこともあり、様々な生き方をしている、幅広い政治思想の持ち主が大勢集まり、ホスニ・ムバラク大統領の30年に渡る支配に対する抗議行動を起こした。
エジプト:インターネットのブラックホール
ここ数日、抗議活動を進めるエジプト人たちは、ソーシャル・メディア・ツールを組織活動や情報の拡大に活用していたが、アクセスに際してさまざまな障害に直面することにもなった。
エジプト:「怒りの金曜日」へのカウントダウンは続く
エジプトで一時間以内に大規模な抗議活動が始まるのを世界中のネット市民が固唾を呑んでいる。エジプト人活動家たちを支える抵抗活動と共に、圧倒的な支持が国際的に集まっており、完全な情報遮断にも関わらず、エジプトの声が広がろうとしているのだ。
スーダン:スーダン南部住民投票:アフリカが(不)統合される?
2011年1月9日から15日にかけて、スーダン南部では、この地域がスーダンの一部に留まるべきか、独立すべきかを問う住民投票が行われた。この記事では住民投票に関する最新情報をまとめてお伝えしたい。
ハイチ: 地震から1年…当時の記憶と人々の思い
今日、1月12日は壊滅的な地震がハイチを襲ってから1年目にあたる。ハイチのブロガーたちが1年まえを思い起こし、災害の生存者をたたえている。まだまだ復興への道のりが長いことも認めながら...。