記事 特集 from 3月, 2009
グローバル・ボイス・ブック・チャレンジ:世界を読覇!
4月23日はユネスコ「世界本の日」。グローバル・ボイスのメンバーはブログが好きだからといっても、他の形態で書かれた文章を忘れてしまったわけではありません!読書は他の文化を楽しく知ることができる良い方法です。そこで、すべてのグロバール・ボイス投稿者と読者、そしてブロガーのために、楽しいチャレンジを用意しました。
英国:メディアによる先住民族に対する人種差別撲滅
世界で先住民族の問題に対する関心が高まる中で、英国の新聞ガーディアン紙とオブザーバー紙は、現在、先住民族を周縁化し非正当化する二つの表現の使用に関する新しいガイドラインを設けている。
メキシコ:Youtubeシンフォニーオーケストラに二人音楽家が選ばれる
YoutubeシンフォニーオーケストラはYouTubeのビデオを通して行われたオーディションによるソーシャルメディアを使った共同プロジェクトであり、演奏者は音楽家とYouTubeのユーザーによりふるいかけられている。先日Youtubeはシンフォニーのメンバーを選出した。中国人の作曲家の譚盾がこのプロジェクトのために書いた曲を演奏するためである。譚盾は『グリーン・ディスティニー』や『Hero』などの映画の曲を書いており、インターネット交響曲第一番「エロイカ」の作者でもある。この曲はニューヨークのカーネギー・ホールでプロ・アマチュア総勢90人のさまざまな国の作曲家に演奏された。
アメリカ:刑務所からブログを発信
本を読む・トランプで遊ぶ・新しいスキルを習得するなど、元受刑者のSam StanfieldはEzine@rticleで刑務所行きに対処するさまざまな方法を提案している。しかし、アメリカの成人のうち1%を占める受刑者にとって、もう一つの気晴らしはいまやブログを書くことだといえるかもしれない。コンピュータを使える外の人間を通せばよいのだ。
インド:『スラムドッグ$ミリオネア』への反応
もしあなたが『スラムドッグ$ミリオネア』について聞いたことがないならば、ここ数週間の盛り上がりには全く気づいていなかったのだろう。一時期は映画館での上映も危うかったこの映画は、今年のブラックホースとして、ゴールデン・グローブ賞4個と、アカデミー賞10個にノミネートされた。そして先週、インドでの公開が始まった。アメリカでは大絶賛されたものの、インドでの反応はさまざまである。
パラグアイ:ヘチマとプラスチックで家ができる
パラグアイ人のイノベーターであるElsa Zaldivarは、女性の世帯主にヘチマの実を加工して風呂用のたわしとサンダルにする訓練を行い、さらにこの野菜でできたスポンジの残りとリサイクルのプラスチックを混ぜて壁の材料となる丈夫な素材にする、というプロジェクトにより、2008年のロレックス事業賞を受賞した。この技術を用いれば、木製の板をプラスチックの複合物の代わりに使うことで森林を救えるかもしれない。
アメリカ:愛と国のための結婚
愛のためにしろビザのためにしろ、結婚するかどうか決めるのはけして簡単ではない。米国では、1200万以上もの人々が「不法に」移民として滞在している。一つの方法として、アメリカ人と恋に落ち結婚すれば、この法的身分を解消できる。