記事 特集 from 9月, 2011
ウクライナ: 若者が作る、男女同権を求めたショートフィルム
ウクライナの若手映像作家たちが、女性に対する固定概念に反対し男女同権を守ることを求めたショートフィルム・コンテストに参加している。この記事では、どの言語の人にも理解できる映像作品を紹介する。
中国: セックスと検閲と『人民ポルノ』の台頭
「人民ポルノ:中国のインターネット上でのセックスと監視」の著者Katrien Jacobsが、個人の性行動を公然と表現するアマチュアインターネットポルノに見られる、中国でのエロティシズム文化の台頭について語る。
キルギス共和国:大統領選に83名が立候補
政情不安で知られる中央アジアの小国キルギス共和国で、今年10月に大統領選挙が行なわれる。この選挙に際し、少なくとも83名のキルギス市民が立候補を表明している。Elena Skochiloがリポート。
アラブ諸国: 9.11を振りかえる
アルカイダのテロリストたちが4機の旅客機に乗り込み、アメリカのビルに衝突させるという10年前の同時多発テロの恐怖を世界が思いだしているその時、アラブ諸国のツイッターユーザーは9.11の3000名の犠牲者たちに向けて追悼の念をツイッター上でつぶやいた。
韓国:ポップソングの検閲、猛反発を受ける
2600曲以上もの韓国のポップソングが「有害な」歌詞により検閲を受けた。ある芸能事務所は、自社の歌手のアルバムが「若者に悪影響を与える」とみなされた件で政府を訴え、勝訴した。この決定は韓国の大衆に広く歓迎された。
シンガポールのカレー団結
シンガポールのあるインド人の家族は、中国から来た新しい隣人がカレーのにおいについて当局に苦情を訴えたことをうけて、カレーを作らないことに同意した。そのニュースにネチズンが大きく反応した。カレーを愛するすべてのシンガポール人に団結できることを知ってもらうため、「カレーを作る日」イベントが8月21日の日曜日に開催されたのだ。
ロシア: なぜ私たちは国を捨てようとしているのか
ロシアのネット上では絶えず海外移住というトピックが存在するが、それはここ数ヶ月、新たな盛り上がりを見せている。様々な社会集団に属するブロガーたちが力強い記事を投稿し、ロシアという国の現在と未来についての見解や、人々の境遇を語る場になっているのだ。
9・11回顧録:新たな世代の誕生
アルカイダによる9・11アメリカ同時多発テロから10年がたつ。あの一度の事件が、世界を様々な面で変えてしまった。こうしたあらゆる変化について、世界中のポスト9・11世代の若者たちがショート・ビデオを通じて意見を寄せている。
バングラデシュ:イードを祝いに、故郷へ
イスラム教徒が大半を占めるバングラデシュでは、イード(訳注:ラマダン明けの祭)は最大の宗教行事だ。そして、故郷に帰って家族でイードを祝うこと、これがこの祭の最大のポイントである。イードを祝うために故郷へと帰る人々の悲喜交々をバングラデシュのブログから紹介。
ツイッターのハッシュタグ#BlameTheMuslims(ムスリムのせいだ)が文脈から逸脱
サーナム・ガーフールは、イギリスに住む19歳のムスリム学生である。彼女は、いかなる暴力事件があっても、すぐにムスリムが糾弾されるということに対し、憤りを隠せなかった。先週起こったオスロ連続テロ事件をきっかけに、サーナムはツイッター上でハッシュタグ#blamethemuslims(ムスリムのせいだ)を使って怒りをあらわにした。#blamethemuslims は完全に文脈からずれ、苛立った多くのユーザーの元へと向かった。