記事 特集 from 1月, 2012
イエメン:1月12日、カートなしの日
イエメンのネチズンは、今日(1月12日)を「カートなしの日」と宣言した。この呼びかけによって、イエメン国民がカートを噛まないようになることを願っている。カートとは有害な麻薬性の葉であり、イエメン人男女の大多数によって使用されている。Noon Arabiaが同日へのオンライン上の反応をこの記事にまとめた。
エジプト:同性愛者、1月1日にタハリール広場の占拠を計画
集結したエジプト人の同性愛者たち。社会での、自分たちの権利を要求するため、1月1日にタハリール広場でデモ運動を行うことを計画し、同性愛者の権利を訴えるFacebookグループページ上で発表した。Mona Kareemが、ネチズンの反応をまとめた。
アフリカ:難民や避難民のための情報通信技術
アフリカなどで、危機状態になるとSMS、 VOIP(IP電話など、IPネットワーク上で音声通話を実現する技術)、携帯電話などの情報通信技術が難民や避難民にとって特に貴重になってくる。
ボリビア:児童労働者の組合結成
市民によって構成される組合が多くあるボリビアで、もう1つの労働者たちのための組合が結成された。子供たちの組合だ。ブロガーや記者らはこの難しい問題を読み解こうとしている。
バングラデシュ:気候変動による飢餓と栄養不良の増大
第17回気候変動枠組条約締結国会議(COP17)へ向けて政府の準備が進む中で、気候変動が開発途上国に与えるもっとも深刻な影響は、食糧危機などの増大をはじめとする、農業分野へのダメージだと専門家たちは警告している。その中でもバングラデシュは、もっとも危機にさらされやすい5ヶ国の1つである。
ブラジル:国民人口大多数が黒人もしくは混血 – 国勢調査で「明らか」に
人口の過半数が、黒人もしくは混血だということを人口国勢調査は明らかにした。ブラジル史上初めてのことである。Black Awareness Day (黒人のための日)の前夜に発表されたこの調査結果は、ブラジルの黒人が置かれている状況に懸念を生じさせる。
イラン: クラスメートはどこへ行ったの?
イランの大学に見られる空席の数々は、今や居なくなってしまった学生たちのものだった。先導的な抗議団体であるTahkim Vahdatは今年、イランの学生の日である12月7日に「空席キャンペーン」を世界中に呼びかけ、教育を受けたいという願いが叶わなかった被害者たちに思いを馳せた。
サウジアラビア:女性ドライバーへの10回の鞭打ちの判決に激しい怒り
半年前にジッダで車を運転し逮捕されたサウジアラビアの女性Shaima Jastaniyaが、鞭打ち10回の刑を宣告されている。そして、これを報道した2人の女性ジャーナリストは裁判所への出頭を召喚されている。
スラットウォークシンガポールへの反響
スラットウォークシンガポールを支持する何百人という人々が集会を行い、サイバースペース上で活発な議論が行われている。ネットユーザーはツイッター上のハッシュタグ #slutwalksg を用い、運動の進行を追いかけている。
フランス:1961年パリで起きたアルジェリア人虐殺の政府公認を要求
パリで行われたアルジェリア人の平和的デモ流血の弾圧から50年、フランス政府は、未だ自らの責任を認めることを苦慮している。今年の記念年、1961年の虐殺に対する政府公認を要求する動きが高まってきている。