記事 特集 from 3月, 2013
中国:異常な水質汚濁を市民が記録
1月中旬、有害なスモッグの影響について中国国内が騒然としているなか、水質汚濁の状況も深刻になっていることが、中国全土の河川の実態をチェックしようとするネット上のキャンペーンにより明らかにされた。
新教皇フランシスコとアルゼンチンの黒い過去「汚い戦争」に関連疑惑?
新教皇フランシスコ、ホルヘ・ベルゴリオは、はたしてアルゼンチンの死の軍事独裁政権に関与していたのか? かつてこの国で起きた「汚い戦争」と呼ばれる軍事政権の弾圧に、ベルゴリオが何か関与していたらしいという情報がネット上で発信され続け、世界中で大勢の人がこの疑問を問いかけている。 一方で、ベルゴリオは何度もこの告発を否定していると指摘する人や、彼の擁護にまわる人もいる。
中国・ミャンマー銅山共同採鉱に抗議する僧侶たちへの過激な武力弾圧
ミャンマーのサガイン管区モンニワ市において中国が後押しする銅採掘プロジャクトに、仏教の僧侶、活動家、そして農民たちが抗議。彼らが立ち上げた6つのキャンプをミャンマーの機動隊が武力行使によって追い散らした。機動隊は平和主義の反対運動を追い払うために催涙弾や放水銃を使用した。
「安全文化」? 語れ原発危険性
東北地方太平洋沖を襲った巨大な地震と津波により、福島原子力発電所はメルトダウンを起こした。震災から2年。原子力発電所の安全性強化に力を注ぐとする政府は、市民の問う原子力に伴う危険性については口を濁し続けている。
イランの大統領「チャベス大統領はキリストと再来する」と発言
イランのアフマディーネジャード大統領は、ウゴ・チャベス大統領への追悼文にて、「チャベス大統領がイエス・キリストとともに復活し、人々に正義と平和をもたらすことを確信している」と発言した。
マレーシア人「市民の蜂起」のため集結
2013年1月12日、野党連合「人民連合」の主催する「Himpunan Kebangkitan Rakyat(「市民蜂起の集会」の意)」と呼ばれる市民集会がマレーシアのクアラルンプールで開かれ、それに数万人が参加した。まだ公示されていない今年の総選挙までに、改革を求める声をさらに強めるためだ。集会では公正な選挙、教育の無償化や環境保護が強く訴えられた。
ベネズエラ:ウゴ・チャベス死去
2013年3月5日、ベネズエラのウゴ・チャベス・フリアス大統領が死去した。ニュースが発表された直後のツイートをいくつか紹介する。
ダンスで女権運動を-『ワン・ビリオン・ライジング』動画集
世界の全女性の3人に1人が、生涯のあいだに暴行やレイプなど何らかの暴力の被害に遭っている。 2013年2月14日、世界中で何千もの人々が、街頭群衆ダンスなどといった斬新なスタイルで、日常における暴力の根絶を訴えた。
アルゼンチン:私たちは「モンサント法」を歓迎しない
アルゼンチン農牧漁業省は、遺伝子組み換え種子の知的財産権を保護するための新しい法案作りに取り組んでいる。これに対して、もしこの法案が通ればアルゼンチンは食料管理の主権を失いかねないとの議論が起こり、大規模な抗議イベントも実施された。