· 11月, 2012

記事 特集 from 11月, 2012

中国:「爆発」するスイカ 健康への影響

  2012/11/24

中国江蘇省の農家が、農薬の乱用による「スイカ爆発現象」に頭を悩ませていることを、地元メディアが明らかにした。中国農業部は、スイカの成長促進に用いられた農薬の安全性に問題は無いと主張しているが、中国のネチズンたちは信用していない。

イラン:ベールを脱いで自由に生きたい—女性たちの30年分の思い

スカーフ(ヒジャブ)着用の強制に反対するフェイスブック上のキャンペーンが、イランの学生らの主催によって立ち上がり、2万6千以上の人々が参加している。イランの女性たちは30年にわたって抗議を続けてきたが、依然として、公共の場での治安部隊による取り締まりに悩まされているのだ。

ロシア:立ち上がる作家たち

現在(2012年10月時)9人の作家がロシアの反体制派運動、CC選挙に出馬を表明していて、さらにもう1人が出馬を強く考えている。 しかしこの運動は作家だけが作り出しているのではない、ただ作家という職業の者が多くを占めているだけで大勢の人々が参与している。

キルギス:写真と散文で巡るソンクル湖

ソンクル湖の孤高の美しさが、海外からキルギスを訪れる人々の心を捉えている。放牧の季節が終わる10月初旬、ユルトは片付けられ牧畜民たちは定住地に向かい、ソンクルは神話の中へと消えて行く。そしてその存在は、ソンクルの湖畔を訪れた旅行者たちによる超現実的な写真とインスピレーションを得た散文によってのみ呼び起こされる。

中国:あなたは幸せですか?

  2012/11/05

中国国営中央テレビ(CCTV)が放送した「あなたは幸せですか?」という最近の祝日ニュース特集の中で、記者が一般人に「あなたは幸せですか」「あなたにとって幸せとは何ですか」と質問している映像があった。 いくつかの全く飾り気のない答えが、さっそく、ネット市民の注目をひいた。

メキシコ: 獄中の作家

メキシコでは今、刑務所から精力的に作品を発表し続けている作家がいる。彼の名はエンリケ・アランダ・オチュア。エンリケの文学への情熱は冷めることなく、「書く」だけではなく「読む」ことの魅力も刑務所内から発信し続けている。

エジプト:治安部隊が伝統ある書店街を破壊

9月7日の朝、アレキサンドリアのナビー・ダニエル通りにある書店街が内務省に破壊されたというニュースが流れた。治安部隊によって明け方にかけられた奇襲に対し、ネチズンたちは文化に対する戦争を仕掛けられたとしてムスリム同胞団を非難している。