記事 人権 from 6月, 2012
フランス:イスラム法をからかった週刊紙本社が全焼
2011年11月2日未明、風刺週刊紙シャルリエブドのパリの本社に火炎瓶が投げ込まれ事務所が全焼した。それは、イスラム教の預言者ムハンマドを「客員編集者」に見立てた同週刊誌の最新号が発売され、売り切れそうになるほど売れた日のことであった。
パキスタン:ハザラ人虐殺―世界はなぜ黙り込んでいるの?
パキスタンのハザラ少数民族は、ここ十年間、過激派テロリストの一派から、宗派が違うことで暴力を受けたり、殺害の標的とされ苦しんでいる。ネチズンたちは、犯人がなかなか 捕まらないことや、この件に関し、世界が沈黙を押し通していることに抗議している。
難民:難民支援のためのオンラインメディアと情報テクノロジー
2つの組織が、難民支援と難民の生活改善ために、オンラインメディアと情報技術の利点を生かす取り組みを行っている。オンラインやモバイルツールを使い、家族と連絡が取れなくなってしまった難民の統合を支援する団体、YouTube動画を使って香港にいる難民に法制度と福祉情報を提供する団体を取り上げる。