記事 政治 from 7月, 2011
翻訳者紹介:ファビアン・ドゥール・アゴピャン
ファビアン・ドゥール・アゴピャンさんはフランス語版グローバル・ボイスのボランティア翻訳者である。アルメニア人の家系であることから彼女は、コーカサスに関する多くの記事をフランス語へと訳してきた。しかし彼女は同時に、世界中のことに対して情熱的でもある。ファビアンはグローバル・ボイスでのボランティア翻訳者としての経験に思いをめぐらせる。
ブルガリア:ボイコ・ボリソフ首相抜きの一日
2011年7月5日、伝統的なブルガリアのメディアに挑戦状が送られた。はたして他のメディアはフェイスブックの「首相ボイコ・ボリソフ氏抜きの一日」に賛成するだろうか、それともブルガリアの首相の行動を通常通り報道するのだろうか?
ブラジル:同性愛嫌悪、宗教、政治
ブラジルでのLGBT問題シリーズ、2つ目の記事では、LGBTの権利を擁護するための法整備に反対する国会議員、極右グループや宗教団体の代表らによる発言を扱う。その嫌悪や偏見の度合いに、ブログ界は唖然としている。
韓国:女優兼活動家がソーシャルメディアで抗議活動を先導
韓国では、芸能人がソーシャルメディアを使って抗議活動を先導し、政治情勢を変えようとしている。影響力のある数人のコメディアンや俳優の中でも、女優兼活動家のキム ・ヨジンはその活発なオンラインまたはオフラインによる政治的関与によって、ここ数週間にわたり論争の的となっている。
リビア:豊かで活気に満ちた歴史的な時代の写真
外科医で人道主義者の、ある英国系リビア人は Amal Al-Leebi のペンネームを使って執筆活動をしている。彼はリビアを懐かしく思い、前回リビアを訪問した時に撮影した古い写真を彼のツイッターアカウント@ libyansrevolt に掲載し、彼自身が覚えているリビアを紹介している。
クロアチア:EU加盟承認
2011年6月10日、クロアチアは欧州連合の新しい加盟国となることが認められた。しかし、クロアチアが正式にEU加盟国となるには未だ長い道のりがあり、このタイミングでの承認は、ひいき目に見てもリスクが大きく、多くの懐疑的な意見があるとMiguel Hudinが報じている。
リビア: 忘れ去られたパレスチナ人難民
リビア住民のうち10%以上は他国からの移民だ。その中でもパレスチナ難民が7万人に達しているようだ。彼らのほとんどがパレスチナに帰れない。なぜなら、イスラエルによる「水面下での強制退去」政策により、祖国パレスチナでの居住権を証明できる身分証明書(IDカード)が取り消されているからだ。