記事 政治 from 12月, 2012
マラウィの経済:課題が山積み?
マラウィ初の女性大統領ジョイス・バンダ氏が故ビング・ワ・ムタリカ氏からの政権運営を引き継いだ2012年4月以来、マラウイ人は希望と絶望の合わさった中で過ごしている。
タジキスタンにおけるレーニン 「マシなヒットラー」それとも「真の英雄」
タジキスタン当局は独立後、各地にあるソビエト時代に建てられたウラジーミル・レーニンの像をほとんど撤去した。これを巡る議論がタジキスタン国内で加熱している。レーニンは「ましなヒットラー」というブロガーもいれば、「真の英雄」だというブロガーもいる。
米大統領の「キス」に揺れるミャンマー
歴史上初めてミャンマーに足を踏み入れたアメリカ大統領となったオバマ氏を、数千人の人々が出迎えた。ミャンマーの人々はスピーチの内容や外交政策について議論したが、特に話題となったのは、大統領が野党のリーダーであるアウンサンスーチー氏にキスを贈ったことだ。ネットユーザーは#Oburmaというハッシュタグで、オバマ氏の動向を見守った。
レバノン: 誰が情報機関トップのウィサム・アル・ハッサンを殺したのか?
レバノンのベイルートで爆発が起こり、レバノンの情報機関トップのウィサム・アル・ハッサン氏を含む8人が死亡、約80人が負傷したとされる事件で、死亡したハッサン氏の命を狙った犯行について、シリア、イラン、ヒズボラ、そしてイスラエルのすべてに疑いがかかっている。(10月20日時点)
日本:ストーカー犠牲者を出さないために
女性に対する暴力の根絶を目指す取り組みをする49の市民団体が、2012年11月19日緊急声明を発表した。逗子市ストーカー殺人事件を受け、ストーカー犠牲者を出さないための抜本的な対策を求めるもの。事件前、女性は警察に相談をしていたが、法的な理由が十分になかったとして警察はストーカーへの捜査が十分に行わなかった。
水洗便所より:世界トイレの日@ハイチ
11月19日は世界トイレの日だ。全世界70億の人口のうち、驚くなかれ25億人、つまり約3人に1人が、清潔なトイレを利用するすべを持たない。そうした人々はカリブ海諸島にもいて、とりわけハイチには大勢いる。衛生面での基本的人権が満たされないせいで、防げたはずの病気や死亡が後を絶たないのだ。
数千もの人々がマララの日を祝い、ノーベル平和賞請願書に署名
2012年10月9日にタリバンのメンバーから銃撃を受けた15歳の教育活動家マララ・ユスフザイさんが徐々に回復してきている。2012年11月10日、世界中の人々が3,200万人の学校へ通えない少女たちの希望の光としてマララさんを祝った。
エジプト:打倒!”モルソリーニ”!
人々はカイロの中心部でありエジプト改革の中心地でもあるタハリール広場に戻り、大統領の辞任を要求している。その場所はモハムド・モルシ自身が大統領に選出された場所でもある。彼らの抗議は本日(2012年11月30日)発表された、イスラム主義勢力によって練られた拙速な憲法草案に対しても行われている。この新たな草案は、旧エジプトの政府システムを反映させた草案で、女性の権利と言論の自由を侵害する条項を含んでいる。
ウクライナ:テクノロジーで選挙が変わる!
与党が行政的立場を利用した選挙活動を行っているという疑惑が強まっている中、ウクライナ政府は10月28日の選挙を、自由で公正なものにすると約束した。一方、地域の選挙監視グループは、新しいテクノロジーを導入して、選挙の透明性を確かなものにするとともに、政府の約束が口先だけのものではないかどうか監視を行っている。