記事 政治 from 1月, 2011
エジプト:ムバラクが反撃の演説を行なったが・・・
エジプトで抗議活動が燃え盛る間4日間に渡って沈黙を守った後、現職のホスニ・ムバラク大統領は本日早くにエジプト国民に向け、抗議活動家たちを「ギャング」や「悪党」だと呼ぶ演説を行った。同時に内閣を解任し、新しい内閣を本日組閣するとも述べている。世界中のネット市民は、この演説に対して失望と激しい怒りを覚えている。
イエメン:サレハ退陣求め反政府デモ
首都サヌアでは数千人のイエメン市民が、30年以上政権の座にあるアリ・アブドラ・サレハ大統領の退陣を求め、抗議活動をおこなっている。イエメンでの抗議行動は、エジプトで30年続くホスニ・ムバラク政権の終焉を求める大規模デモと重なり、さらに、ゼイン・エル・アビディン・ベンアリ大統領とその家族が23年間圧政を敷いた後に国を逃れることとなったチュニジアでの民衆蜂起に続くものだ。
エジプト:1月25日はエジプト版インティファーダの日となるだろうか
1月25日にエジプトでは何が起こるのだろうか。あらゆるところでデモ活動や座り込みへの参加が呼びかけられている。誰が参加するのだろうか、どこで行われるのだろうか。何を要求しているのだろうか。そもそもこのデモに反対の人がいる可能性はあるのだろうか。
レバノン: エジプトを支持する抗議活動
エジプトでのデモ支持に向け結束した抗議活動が、レバノンの首都ベイルートにあるエジプト大使館前で行われている。30年間支配を続けるホスニ・ムバラク大統領に反するエジプト人が結集し、世界中で同様な抗議活動が報告されている。
エジプト:金曜日は怒りの日
エジプトのツイッター上では、週末にかけて新たなデモ行動が行われるとの予想が多く投稿されている。「百万のエジプト・デモ行進」と名付けられた。これ以上の混乱は許さないとの政府からの警告にもかかわらず、金曜日には空前の規模のデモ行進が全国で展開される見込みだ。
エジプト: ツイッターから見る革命の日
少人数の集まりから、エジプトの各都市を行進する大規模なデモ集団にいたるまで。ツイッターは炎上するほどの盛り上がりをみせている。 この全国的な「革命の日」が祝日(警察の日)と重なったこともあり、様々な生き方をしている、幅広い政治思想の持ち主が大勢集まり、ホスニ・ムバラク大統領の30年に渡る支配に対する抗議行動を起こした。
チュニジア:セルビア人旅行者、家に帰ることを拒否
先週、チュニジアにあるスースやハンマメットのリゾート地で休日を過ごした11人のセルビア人旅行者が、彼らのツアー最終日である1/20火曜日以前に、この北アフリカの地を去ることを断固として拒否した。
東南アジア:2010年を振り返って
グローバルボイスの東南アジアチームが、2010年のトップニュースを振り返る。
エジプト:「怒りの金曜日」へのカウントダウンは続く
エジプトで一時間以内に大規模な抗議活動が始まるのを世界中のネット市民が固唾を呑んでいる。エジプト人活動家たちを支える抵抗活動と共に、圧倒的な支持が国際的に集まっており、完全な情報遮断にも関わらず、エジプトの声が広がろうとしているのだ。
スーダン:スーダン南部住民投票:アフリカが(不)統合される?
2011年1月9日から15日にかけて、スーダン南部では、この地域がスーダンの一部に留まるべきか、独立すべきかを問う住民投票が行われた。この記事では住民投票に関する最新情報をまとめてお伝えしたい。