記事 中東・北アフリカ from 9月, 2011
アラブ諸国: 9.11を振りかえる
アルカイダのテロリストたちが4機の旅客機に乗り込み、アメリカのビルに衝突させるという10年前の同時多発テロの恐怖を世界が思いだしているその時、アラブ諸国のツイッターユーザーは9.11の3000名の犠牲者たちに向けて追悼の念をツイッター上でつぶやいた。
モロッコ: 「マラケシュ大好き!」
モロッコの主要観光地マラケシュが木曜日に爆弾で襲撃された。ブロガーたちは爆発の犠牲者との連帯を示すために、自分の写真を投稿してほしいと呼びかけている。
9・11回顧録:新たな世代の誕生
アルカイダによる9・11アメリカ同時多発テロから10年がたつ。あの一度の事件が、世界を様々な面で変えてしまった。こうしたあらゆる変化について、世界中のポスト9・11世代の若者たちがショート・ビデオを通じて意見を寄せている。
ツイッターのハッシュタグ#BlameTheMuslims(ムスリムのせいだ)が文脈から逸脱
サーナム・ガーフールは、イギリスに住む19歳のムスリム学生である。彼女は、いかなる暴力事件があっても、すぐにムスリムが糾弾されるということに対し、憤りを隠せなかった。先週起こったオスロ連続テロ事件をきっかけに、サーナムはツイッター上でハッシュタグ#blamethemuslims(ムスリムのせいだ)を使って怒りをあらわにした。#blamethemuslims は完全に文脈からずれ、苛立った多くのユーザーの元へと向かった。
リビア:トリポリの解放
2011年8月20日、街中に何百と散在するモスクから、トリポリ解放への「人魚作戦」がAllahu Akbar (アッラーは偉大なり!)という呼び声で始まった。これが、トリポリ住民も悪に立ち向かう一人の市民として蜂起することを望んでいたのだと示す同意の合言葉だった。この計画後、トリポリの解放は息をのむような速さで展開した。