記事 ラテンアメリカ from 11月, 2015
スノーデンが望んだエクアドルという国

スノーデンは、彼の信条に従う国に住みたいと話した。しかし、彼の言葉と行動は必ずしも一致しない。なぜ、インターネットや表現の自由に限りがあることが分かっている国へと逃れ(例えば香港経由でロシアや中国へ)、なぜエクアドルで落ち着こうとするのか?
「お城で王子さまを待つお姫さま」なんて児童書の中にもいませんよ
「すてきなお城に住み、白馬の王子さまが迎えにきてくれる日を夢見て」いたはずのお姫さま。アルゼンチンの児童書を読んでみたら、そんなお姫さまの姿などどこにもなかった。
10月に発生したグアテマラの土砂崩れで死者200人超え 被災者の支援方法について
グアテマラ赤十字は200名以上の死者が出たエル・カンブライ・ドスの町の土砂崩れによる被災者に、様々な支援を行っています。
「何度倒れても、立ち上がる限り負けてはいない」ドン・ペペ名言集
元ゲリラのにして謙虚、マリファナの販売を合法化。名演説で世界の注目を集めるが、率直すぎる発言で困ったことに。ドン・ぺぺことウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカの名言を紹介します。
水がほしくてたまらない?サンパウロの干ばつのネット特集はいかが
サンパウロの水管理の背景にある政治から水を枯れることのない資源とみなす人々の幻想まで、このネット特集はブラジルでもっとも大きな都市の困難な状況を伝えている。
「言語の枷に捕らわれず、両言語を駆使した会話を始めよう」メキシコ人作家へのインタビュー
メキシコ人作家のクリスティーナ・リベラ・ガーザは、米国・メキシコ両国で活動しながら、創作はスペイン語でのみ出版してきた。25年の米国生活を経て、スペイン語・英語両言語で書くようになると世界が広がったと語る。
アマゾンの部族に伝わる伝統的な薬が500ページの百科事典に
The Matses peoples of Brazil and Peru?have created a 500-page encyclopedia of their traditional medicine! http://t.co/4t9hh6KIQr ? Moonching Wu (@SunMoonLake99) July 4, 2015 ブラジルやペルーに住むマツェ族が500ページに及ぶ伝統的な薬の百科事典を作り上げた! アマゾン熱帯雨林は、まだ未発見の薬の重要な材料となり得る何百万もの植物を育んでいる。この理由により、現在多くの製薬会社、そして米国政府までもが、この地域に住むシャーマンや治療師が持つ土着植物の知識について研究するプロジェクトに資金を投入し、新薬の開発を行っている。 マツェ族はブラジルやペルーに住む先住民族。先祖からの知識を次世代へ受け継ぐため、伝統的な医療の実践について500ページ以上に上る健康百科事典を編纂(へんさん)した。シャーマンの多くは年老いており弟子がいない。そのため、彼らが死ぬと膨大な知識も共に消失する。 さらに、伝統薬の盗用を避けるため、これらの情報は、マツェ族内でとどまるようになっている。つまり、土地の言語でのみ理解ができ、この部族の村でしか伝わらないようにしているからである。保護手段として「土地の植物の種類を確認するのに学名を使用せず、植物の詳細が図に表されることがないため、外部の者には分からない」ということも含まれる。 「この『マツェ族伝統薬百科事典』は、アマゾンの部族のシャーマンたちが生み出してきた医療知識を、初めて彼ら自身の言語、言葉で完全に記載したものです」と、アカテの共同創立者で代表スタッフであるクリストファー・ハーンドン氏がモンガ・ベイのインタビューで語った。 持続可能な未来の創造に取り組む国際団体であるパチャママ・アライアンスによると、西欧諸国の健康、福祉のためになされることが、多くの場合は先住民族を犠牲にするという。先住民らと協力しその英知を利用することで、製薬会社は調査がより高い成果を生むことを知っているのだが、熱帯雨林の部族にとっては、彼らの資源を管理できなくなるリスクを抱えることになるのである。 Once...