4月, 2009

記事 from 4月, 2009

グアテマラ:鉱山採掘事業への反対

最近のBBCの報道で、グアテマラのいくつかの先住民コミュニティーで見られる皮膚感染症について伝えられた。コミュニティーの多くの人々や活動家は、この健康被害について、露天掘り採掘を行っているカナダ企業のゴールドコープの責任を追及している。

ヨルダン:殺人は名誉ではない

ここ3週間にわたり、ヨルダンのブロガーは改めて「名誉の殺人」に対する反対の声を上げている。「フルメイクをして外に出た」娘を死ぬまで殴打した父親とその2人の息子に判決が下ったのだ。この判決でヨルダンのブロゴスフィアと主流の新聞の一部に、恐怖とショックの波が広がった。「姦通」の疑いで女性が親類によって残忍な殺され方をしたのはこれで7件目だ。

ブラジル:民有地自然保護区は成功するのか?

全市民が環境保護に努めるべしというメッセージを伝えるために、ブラジル政府はすべての団体に環境に優しい行動をとるようにと奨励し、公害を規制するため各種パラメーターに制限を定め、環境ビジネスに投資するなど、さまざまな施策を展開している。政府はこれらの施策の一環として、民間の土地所有者や法人が国家自然保護区システム(SNUC)に参加できるような保全ユニットを新たに設立した。さらに、保全ユニットには借地の保護区を指す民有地自然保護区(RPPN)と呼ばれる種類のものがある。不動産登記所において RPPN に認定された土地の格付けが下がることはなく、この認定を得るためには、下に挙げたいづれかの条件を満たさなければならない。

カンボジア:クメール・ルージュ特別裁判

  2009/04/02

元クメール・ルージュのメンバーは、クメール・ルージュ特別法廷で裁かれることになっている5人のリーダーらを有罪に処するだけの十分な証拠がないと考えている。事件から30年経った今、証拠や目撃者を見つけ出すことは難しい。