7月, 2011

記事 from 7月, 2011

翻訳者紹介:ファビアン・ドゥール・アゴピャン

ファビアン・ドゥール・アゴピャンさんはフランス語版グローバル・ボイスのボランティア翻訳者である。アルメニア人の家系であることから彼女は、コーカサスに関する多くの記事をフランス語へと訳してきた。しかし彼女は同時に、世界中のことに対して情熱的でもある。ファビアンはグローバル・ボイスでのボランティア翻訳者としての経験に思いをめぐらせる。

リビア:豊かで活気に満ちた歴史的な時代の写真

外科医で人道主義者の、ある英国系リビア人は Amal Al-Leebi のペンネームを使って執筆活動をしている。彼はリビアを懐かしく思い、前回リビアを訪問した時に撮影した古い写真を彼のツイッターアカウント@ libyansrevolt に掲載し、彼自身が覚えているリビアを紹介している。

日本:援助者を援助する

  2011/07/21

大地震から二か月以上が過ぎたが、依然11万人程の人々が避難所で暮らしている。被災者と同様に、被災者支援を行うボランティアや医師などの援助者が、精神的ストレスを感じ、疲弊している。

ネパール: 市民運動のツールとしてのソーシャルメディア

  2011/07/21

2011年5月7日土曜日、カトマンズにある広場に数百人が集まり、期限である同月28日までに憲法の草案を作成するよう要求した。この集会はネパールの現状改革主義および政治情勢にとって特別なものとなった。参加者の組織と後押しに、ソーシャルネットワーキングサイトであるFacebookが重要な役割を果たしたためである。

ブラジル:LGBTをめぐる議論

このところの法律面での進歩、また、ブラジル上院に提出された同性愛嫌悪を刑事罰の対象とする法案により、LGBT(Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性転換者)の頭文字)に対する暴力、偏見や異性愛主義の表明に焦点が当てられるようになった。オンラインコミュニティ等を舞台に、性的指向に関する権利について様々な考えがブラジル国内で発せられている。

クロアチア:EU加盟承認

2011年6月10日、クロアチアは欧州連合の新しい加盟国となることが認められた。しかし、クロアチアが正式にEU加盟国となるには未だ長い道のりがあり、このタイミングでの承認は、ひいき目に見てもリスクが大きく、多くの懐疑的な意見があるとMiguel Hudinが報じている。

ブラジル: 緑の砂漠の冷酷な美しさ

かつて密林があった場所に、今では緑の森林が存在する。いわゆる「緑の砂漠」と呼ばれる、ユーカリ単一種植栽がブラジルにもたらした、美しさ、環境上の影響、社会的な結果に対してブロガーたちが論じている。

リビア: 忘れ去られたパレスチナ人難民

  2011/07/02

リビア住民のうち10%以上は他国からの移民だ。その中でもパレスチナ難民が7万人に達しているようだ。彼らのほとんどがパレスチナに帰れない。なぜなら、イスラエルによる「水面下での強制退去」政策により、祖国パレスチナでの居住権を証明できる身分証明書(IDカード)が取り消されているからだ。