注目記事: from 3月 2009
記事 from 3月, 2009
カンボジア:米の政治学
米は、カンボジアの主食であるだけではない。土地の権利や、貿易、国際関係にまでも関わってくる。一部のカンボジア国民は、ベトナムへの土地リースに対してフラストレーションを募らせている。この借地が所有権の移行へとつながり、結果としてカンボジア領土が失われることを懸念しているのだ。
ドミニカ共和国:WBCでオランダに敗北
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選が世界4か所で行われた。この野球の国際トーナメントには、メジャーリーグの選手が、米国、キューバ、ドミニカ共和国など、伝統的な野球の強豪国を代表して出場している。今年、ドミニカ共和国代表チームは、選手名簿にはプロのオールスター選手が名をつらね、優勝候補チームのひとつだった。
エクアドル:コレア大統領、先住民族グループから圧力
エクアドルで、新しい鉱業法が議会で可決された。新法案には、先住民族グループから反対の声が上がっている。
アメリカ:刑務所からブログを発信
本を読む・トランプで遊ぶ・新しいスキルを習得するなど、元受刑者のSam StanfieldはEzine@rticleで刑務所行きに対処するさまざまな方法を提案している。しかし、アメリカの成人のうち1%を占める受刑者にとって、もう一つの気晴らしはいまやブログを書くことだといえるかもしれない。コンピュータを使える外の人間を通せばよいのだ。
インド:『スラムドッグ$ミリオネア』への反応
もしあなたが『スラムドッグ$ミリオネア』について聞いたことがないならば、ここ数週間の盛り上がりには全く気づいていなかったのだろう。一時期は映画館での上映も危うかったこの映画は、今年のブラックホースとして、ゴールデン・グローブ賞4個と、アカデミー賞10個にノミネートされた。そして先週、インドでの公開が始まった。アメリカでは大絶賛されたものの、インドでの反応はさまざまである。
パラグアイ:ヘチマとプラスチックで家ができる
パラグアイ人のイノベーターであるElsa Zaldivarは、女性の世帯主にヘチマの実を加工して風呂用のたわしとサンダルにする訓練を行い、さらにこの野菜でできたスポンジの残りとリサイクルのプラスチックを混ぜて壁の材料となる丈夫な素材にする、というプロジェクトにより、2008年のロレックス事業賞を受賞した。この技術を用いれば、木製の板をプラスチックの複合物の代わりに使うことで森林を救えるかもしれない。
アメリカ:愛と国のための結婚
愛のためにしろビザのためにしろ、結婚するかどうか決めるのはけして簡単ではない。米国では、1200万以上もの人々が「不法に」移民として滞在している。一つの方法として、アメリカ人と恋に落ち結婚すれば、この法的身分を解消できる。