記事 from 12月, 2012
マラウィの経済:課題が山積み?
マラウィ初の女性大統領ジョイス・バンダ氏が故ビング・ワ・ムタリカ氏からの政権運営を引き継いだ2012年4月以来、マラウイ人は希望と絶望の合わさった中で過ごしている。
ジャッキー・チェン:「香港は抗議の都市になってしまった」
俳優でカンフースターのジャッキー・チェンの発言が香港で物議を醸した。インタビューで「香港は抗議の都市になってしまいました。人々は中国政府とその指導者たちに批判の声をあげます。気に入らないことは何にでも不満の声をあげ、あらゆることに抗議します」と語ったのだ。
生命さえリアルにあらず~心をよぎる、あの歌~
「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの祖国はありや」。半世紀以上前に寺山修司により作られた有名な和歌を焼き直す形で、ブロガーが書き下ろした一片の詩をご紹介する。詩の中では現在の日本にはびこる「空虚な言葉」が羅列されている。
台湾:学問の自由が企業の訴訟で脅かされる
国立中興大学環境工学科教授の Ben-Jei Tsuang (荘秉潔)博士が大企業の一つ、台湾プラスチックグループ(台塑集團、FPG)による名誉棄損訴訟の最も新しい犠牲者である。この訴訟には訴訟費用の負担を与え続け、批判するものを検閲し、おどし、だまらせるという意図がある、と荘博士の弁護団は考えている。現在の台湾における名誉棄損の刑事訴訟は国際規約に違反している、と示唆する法律専門家も多い。
虐待に無防備なバングラデシュのストリートチルドレン
バングラデシュのストリートチルドレンは、およそ40万にといわれ、ダッカの街だけでそのうちのほぼ半数が暮らしている。彼らの大半は幼い少女で、彼女たちはとりわけ虐待や詐取を受けやすい。
日本:ストーカー犠牲者を出さないために
女性に対する暴力の根絶を目指す取り組みをする49の市民団体が、2012年11月19日緊急声明を発表した。逗子市ストーカー殺人事件を受け、ストーカー犠牲者を出さないための抜本的な対策を求めるもの。事件前、女性は警察に相談をしていたが、法的な理由が十分になかったとして警察はストーカーへの捜査が十分に行わなかった。
「社畜」のためのブラックユーモア
会社の家畜で「社畜」。皮肉たっぷりの言葉がソーシャルメディア上で言葉遊びを生み、アプリが作られる。ブラックユーモアにネチズンの息遣いを聞く。
水洗便所より:世界トイレの日@ハイチ
11月19日は世界トイレの日だ。全世界70億の人口のうち、驚くなかれ25億人、つまり約3人に1人が、清潔なトイレを利用するすべを持たない。そうした人々はカリブ海諸島にもいて、とりわけハイチには大勢いる。衛生面での基本的人権が満たされないせいで、防げたはずの病気や死亡が後を絶たないのだ。
数千もの人々がマララの日を祝い、ノーベル平和賞請願書に署名
2012年10月9日にタリバンのメンバーから銃撃を受けた15歳の教育活動家マララ・ユスフザイさんが徐々に回復してきている。2012年11月10日、世界中の人々が3,200万人の学校へ通えない少女たちの希望の光としてマララさんを祝った。
エジプト:打倒!”モルソリーニ”!
人々はカイロの中心部でありエジプト改革の中心地でもあるタハリール広場に戻り、大統領の辞任を要求している。その場所はモハムド・モルシ自身が大統領に選出された場所でもある。彼らの抗議は本日(2012年11月30日)発表された、イスラム主義勢力によって練られた拙速な憲法草案に対しても行われている。この新たな草案は、旧エジプトの政府システムを反映させた草案で、女性の権利と言論の自由を侵害する条項を含んでいる。