記事 東アジア from 5月, 2012
台湾:故郷を愛する人々を襲う30年の『悪夢』
昨年日本で起きた 福島での原発事故 後、 台湾ではますます多くの人々が原発によって引き起こされるさまざまな問題に気付き始めた。最も深刻な問題の一つは、タオ族 が代々住み続けてきた 蘭嶼(台湾本島の南東沖にある周囲40kmの孤島)に貯蔵されている放射性廃棄物の問題である。
ノルウェー主催、先住民報道に贈る初のジャーナリズム賞
権威あるノーベル平和賞の授賞式が、ノルウェーで開催されていることは広く知られている。今月(2012年3月)29日、スカンジナビアのその国で、もう一つの注目すべき、しかしほとんど知名度のない、世界先住民テレビ局ネットワーク (WITBN) のためのジャーナリズム賞の授賞式が初開催される。
ジャスティン・ビーバーは、地理の勉強が必要?
新曲の製作過程について話している中で、ビーバーは、「どこかよく知らない国」でレコーディングをしたと発言した。 「どこかよく知らない国」とはインドネシアのことであった。多くのネチズンや、地元のファンまでもがこの発言に憤慨した。
中国:絶滅の危機に瀕するスナメリ、その死の理由は?
2012年3月以降、湖北省および湖南省にある洞庭湖で12頭を超すスナメリの死骸が見つかっている。スナメリはジャイアントパンダ以上の希少種だ。中国のミニブロガー達は状況の最新情報を交換しながら、絶滅の危機に瀕しているスナメリの死の理由を究明しようとしている。政府がいまだ死んだスナメリの数を確認せず、救済計画も発表していないためだ。
中国:キーワードフィルタリング開発、内部者の複雑な心境
これは、とあるプログラマーが、携帯電話フィルタリング開発における、自身の経験について綴った心境である。
台湾:都市再開発法に家を追われた家族
台北政府は非道にも王さん一家の立ち退きを執行し、この都市開発法の前では市民の私権がいかに脆いかということを知らしめた。現行の都市再開発法を見直すべきだとの世論が、ますます高まってきている。
中国:対シリア国連安保理決議案への拒否権行使がもたらした賞賛と悲嘆の声
シリアに平和をもたらそうとする国連安保理の決議案に対し、中国とロシアはまたも拒否権を行使した。この決議案はシリア現大統領に対する抗議運動関係者の虐殺を停止するよう求めるものであった。