記事 市民メディア from 2月, 2012
フィリピン:ツイッターで話題となり批判を呼んだハッピー・リサール・デイ
去る12月30日、#ハッピー・リサール・デイがツイッター上で話題となった。この日は、フィリピンの国民的英雄、ホセ・リサール博士の命日を記念する祝日である。彼の命日を祝って、「ハッピー・リサール・デイ」と挨拶することに、多くの人が批判の声をあげている。
ミャンマー(ビルマ):どっちつかずで
ノーベル平和賞受賞者でビルマの野党主導者であるアウン・サン・スー・チーはダボスで行われた世界経済フォーラムで演説をし、国際社会に対してミャンマーへのさらなる支援を呼びかけた。このような取り組みは難民や国内避難民にとって特に重要なものとなるだろう。
プエルトリコ: 想像と創造の世界が移動中
マサチューセッツ州ボストンのVilla Victoria Center for the ArtsでCarry On: Puerto Rico Inspectedが開催されてからそれほど日が経っていない。キュレーターや芸術家は、アメリカや他の国でのプエルトリコのアートの展示を妨げている障壁を、ポータビリティ(携帯性)という概念を通じて乗り越え、新たな繋がりを創りだした。
マレーシア:「Blog Action Day 2011」食がテーマ
今年のBlog Action Dayでは、世界中のブロガーが食べ物について議論した。マレーシア人も多く参加し、各々のブログにさまざまな形で記した。自分の好きな料理について書いたり、いいレストランを勧めたりする者もいれば、世界の飢えや貧困へ思いをはせる者もいた。
アラブ世界: 写真で一年を振り返る― GV著者セレクション
2011年に別れを告げ2012年を見つめる今、GVの著者たちに、去年一年を象徴しているかのように見える写真をそれぞれの国から選んでもらった。以下は著者らが選んだ写真だ。
ウクライナ:アンナ・ボイコが歩んだ人生のストーリー
「祖母は朗らかで器用な人で、同時に逞しさも持ち合わせています。これまで多くのことを経験してきたので、知識と思い出がとても豊富です」―75歳の祖母をそう評し、その人生を綴ったブログ『アンナ・ボイコが歩んだ人生のストーリー』は多くの人を魅了している。Tetyana Bohdanovaがリポート。
11-11-11: カメラを持って、生きる今をとらえにいこう
11年11月11日までほんの数日、まさにその日は世界中の人々が映像や音楽で生活を記録して過ごすだろう。11 ElevenProjectやOne Day on Earthに参加しよう、世界に自分の足跡をとどめるために。
グアテマラ:サトウキビ畑で働く子供たち
グアテマラのオンラインニュースサイトPlaza Publicaのジャーナリストによって行われた最近の調査で、政府当局が、法律的には児童労働防止に努める一方、過酷な肉体労働であり危険な仕事でもあるサトウキビ畑労働に、14歳未満の子どもたちが携わっているのを認知しているということが明らかにされた。
中国:ツイッターの自主検閲決定に心配はなし
ツイッターは今週、自社がユーザーを持つ様々な市場において、国際的な利益のためにその地で禁止されているコンテンツの検閲を開始すると発表した。中国では2年以上の間ツイッターは規制されているが、それでも多くのユーザーがサイトに頻繁に出入りしている。あるヘビーユーザーは、その決定は大したことにはならないだろうと主張する。
ポーランド:激しい抗議の中、政府はACTAに署名予定
秘密裏に進む交渉に対する大規模なインターネット上の抗議と論争にもかかわらず、ポーランドの行政・デジタル相ミハウ・ボニは、ドナルド・トゥスク首相との会談の後、政府が計画通り1月26日に偽造品の取引の防止に関する協定(ACTA)に署名する予定だと認めた。Katarzyna Odrozek がレポートする。