記事 市民メディア from 4月, 2012
ボリビア:インターネット接続性向上を要求する活動家たち
ボリビアでは、インターネット接続サービスは世界で一番高価である。そのサービスは速度は遅く、人口の多い地域ではまだ利用できない。活動家たちのグループは、適正なインターネット接続性をオンライン上とオフライン上両方で主張している。
グローバル・ボイス市民メディアサミット、ケニアのナイロビで開催
この度、グローバル・ボイス市民メディアサミット2012の開催が決定しましたので、ここにお知らせします! 今年は7月2、3日にケニアのナイロビにて、ナイロビのiHubの協力のもとで行われます。
シリア: 流血の1年に終止符を
2011年3月15日に始まりシリア革命につながった抗議活動から1年になるのを記念し、力を合わせシリアでの惨事を終わらせるようと、世界のリーダーに大きく呼びかけるキャンペーンが始まった。
ギリシャ:アテネの広場で77歳の男性が自殺
ギリシャ全土がこのニュースに衝撃を受けた。アテネの議会前のシンタグマ広場で、4日午前9時、多くの通行人が行き交う中、77歳のディミトリス・クリストラウスさんが銃で頭部を撃ち自殺した。自殺の直前、彼は「子供に借金を残したくない」と叫んだという。
エジプト: 女性たちに身分証と権利を
400万人ものエジプト人女性がIDカードを持っていない。そんな彼女たちは法的恩恵や、社会的、経済的サービを受けたり、さまざまな権利を行使することができない。このキャンペーンは「あなたのID、あなたの権利」と称し、200万人の女性にIDカードを提供すること、また同時にオンラインを使ってそのような女性たちの状況とジェンダー平等の重要さを理解してもらうことを目的としている。
イラン人からイスラエル人へ。「私たちはイスラエルのみなさんの友だちです」
「ぼくたちは、イランを爆撃したりしない。イランのみなさんが大好きです。」イスラエル発のFacebookのキャンペーンが、イランからの返事を受け取った。バーチャル世界でまいた平和の種を現実世界でも収穫できる日が望まれる。
アメリカ:「私もトレイボン・マーティンだ」
フロリダで起こったトレイボン・マーティンの殺害に対し、アメリカ人はおろか世界中のネットユーザーの憤りは勢いを増すばかりだ。この若者はサンフォード市の自警団によって、店の入り口で銃殺された。多くの人々にとって、これは人種差別的殺人であり、フロリダの「自衛法」の成否について疑問を投げかけられている。
カンボジアの人権問題を伝えるオンラインマップ
カンボジアの人権擁護者らは、オンラインマップを用いて、カンボジアの人権侵害の記録、監視、掲示を行っている。その中には、国内紛争や報道者の死、表現の自由の妨害、収容所の混雑を追ったマッピングがある。
ブラジル:現代の奴隷――その撲滅のために私たちは何をすべきか
ブラジルでは1888年に終わりを告げたはずの奴隷制度。しかしこの国では、現代の奴隷制度ともいうべき労働者搾取が今も行なわれている――地方でも大都会でも。
アラブ世界:ハッピー・マザーズ・ディ 殉教者の母たちへのトリビュート
3月21日の今日、アラブ世界では母の日を祝っている。ソーシャルネットワーキングサイトでは、ネット利用者たちがこの日にお祝いの言葉を彼らの母親たちに送っている。彼らはまた通称アラブの春に、独裁政権に抗議したとして権力者に殺された何千もの殉教者の母親たちのことを思い出している。